和歌山工 あと一歩及ばず…定兼主将、悔し涙「自分たちのミスで…」

[ 2018年12月27日 14:45 ]

第98回全国高校ラグビー第1日・1回戦   東大阪市・花園ラグビー場 ( 2018年12月27日    和歌山工7-13岡谷工 )

<和歌山工・岡谷工>惜しくも1回戦で敗れ、スタンドにあいさつに向かう和歌山工フィフティーン
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 第98回全国高校ラグビー大会が27日に開幕。和歌山工は7−13で岡谷工に一歩及ばず、初戦で姿を消した。

 相手PGの成功とともに無情のホイッスルが鳴った。試合後のあいさつを終え、引き揚げてきた和歌山工・定兼蒼真主将(3年)はあふれ出る涙を止められなかった。

 「自分たちのミスで首をしめてしまいました」。

 前半3分、ゴール前の相手キックのチャージから最後はSO佐東孝晟(2年)が右中間インゴールで押さえ先制した。前半終了間際の逆転トライを許したが、風下に立った後半は再逆転チャンスが何度もあった。8分過ぎから14分過ぎまで相手ゴール前5メートル付近でPK、スクラム、PKと攻め続けながら得点できなかった。「甘いところが出て勝てなかった」。定兼主将はチームの3年連続1回戦負けに最後まで嗚咽(おえつ)が止まらなかった。

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2018年12月27日のニュース