【報徳学園】梶村も耐えた“地獄の”サーキットトレーニング

[ 2018年12月27日 09:28 ]

第98回全国高校ラグビー大会きょう開幕

報徳学園の名物「サーキットトレーニング」
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 報徳学園の“恐怖の時間”は練習の最後にやってくる。「サーキットトレーニング」は、ラグビーの基本が詰まったメニュー。まずダッシュを5メートルして、うつぶせに寝て、すぐ起きて、スタート地点に戻る。再び寝て、起きて、またダッシュ。これを10メートル、15メートルと繰り返して1セット。6セットが定番の数だ。

 足にも、心肺にも、精神的にもこたえる三重苦トレは、ほぼ毎日ある。高校ジャパン候補のNo・8福西隼杜主将は「きょうはあるのかな?ってみんなと話したりします。やると決まったら、引っ張る意識でやります」と苦笑いで明かした。

 8強に進んだ昨年。3回戦の中部大春日丘との一戦で福西は、試合終盤に「サーキットメニューよりしんどくないぞ」という仲間の声が響いたと振り返る。粘り強さが戻り、12―5で接戦を制した。

 西條裕朗監督(55)が「何十年もやっている」という伝統の取り組み。日本代表候補のオールラウンダーCTB梶村祐介も、これで基礎を作った。当たりの強さと、「サーキット」で培った心の強さで、試練のブロックを勝ち上がる。

 ▽サントリーCTB・梶村 祐介 報徳の練習の中で一番ハードで苦手なメニューでした。しかし、このメニューのお陰で、忍耐力がどこのチームよりも付いたと感じていました。試合中、どんなにしんどい状況でも「サーキットに比べれば」と動き続けることができました。後輩の皆には、大声を出しながら取り組んだサーキットを思い出してもらい、花園という最高の舞台を楽しんでもらえたらと思います。

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