稀勢、1カ月半ぶり相撲取った!明るい表情「いい稽古だった」

[ 2018年12月27日 05:30 ]

泣く子供たちを抱く稀勢の里(撮影・荻原 浩人)
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 大相撲の横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が26日、進退が懸かる初場所(来年1月13日初日、両国国技館)に向けて、東京都江戸川区の同部屋で非公開で相撲を取る稽古を再開した。土俵上で相撲を取ったのは途中休場となった九州場所以来、約1カ月半ぶり。三段目力士を相手に動きを確認したもようで、関取との稽古再開への準備を整えた。

 番付発表後の初稽古。稀勢の里が土俵に入った。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)の意向で非公開だったが、和製横綱の気合の入った声は部屋の外まで聞こえてきた。午後からの力士会、赤ちゃん抱っこ撮影会のため両国国技館を訪れた稀勢の里は「いい稽古だった。良かったですよ」と明るい表情で振り返った。

 九州場所では初日から4連敗を喫し、右膝の負傷により5日目から休場した。冬巡業は全休し、四股、すり足などの基本運動を中心に体づくりに努めてきた。相撲を取ったのは九州場所4日目の11月14日以来。田子ノ浦親方によると、三段目力士を相手にし「20番はいかないくらい」の番数だった。同親方が「相手を動かしながら、体を動かしながら。動きにはついていっていた」と説明したように、すぐにつかまえて勝負をつけるのではなく、土俵上での感触を確かめたようだ。

 前日25日の番付発表会見では「相撲を取ってみないと分からない」と不安も口にしていたが、この日の稽古で手応えをつかんだようで「明日(27日)あたり、高安とでもやっていけたら」と関取との稽古再開を示唆した。

 年明けは7日に横綱審議委員会稽古総見、9日に二所ノ関一門連合稽古を控え、さらに大関・栃ノ心が田子ノ浦部屋への出稽古を希望している。前日に「納得するまでやるだけ。自分の得意な相撲を稽古場でも出していきたい」と語ったように、出場に意欲を示している初場所に向けては、稽古で自信を積み重ねていくしかない。稀勢の里にとって、年末年始の一日一日が勝負になる。

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