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敗退に号泣の浅野拓磨 一夜明けてもショック癒えず「メンタルは普通に戻っていない」

[ 2022年12月6日 20:11 ]

<日本代表一夜明け>報道陣に対応する浅野(撮影・小海途 良幹)
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 日本代表のMF浅野拓磨(28=ボーフム)がFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦の激闘から一夜明けた6日、練習場で囲み取材に応じた。

 クロアチア戦では1―1に追い付かれた後の後半19分から途中出場し、PK戦では3番手で蹴ってただ一人成功した。敗退が決まるとピッチ上で号泣した背番号18は一夜明けても「メンタルは普通に戻っていない」とショックが癒えない様子。昨夜は食事を終えて自室に戻ると「悔しさだけがこみ上げた。そこから出ることはなかった」という。

 今大会は1次リーグ初戦のドイツ戦で決勝点を決め、チームの躍進に貢献した。大会までの4年間を振り返り、「これ以上ないくらいやってきた。間違いではなかったと思うが正解だったかと言われれば…自分の中では正解だったと胸張れるが、結果が全ての世界なんで」と吐露。4年後の大会について「明確に“こうします”と言えるほど整理できないが、間違いなく目指さないわけはない」ときっぱり。「どうすべきか考えてやっていかないといけない。考えることから始まる。これ以上にいくための“これ以上”が何なのか、答えはない」としつつも、「自分はどうすべきか、思考が止まることはない。考えて100%やりたい」と前を向いた。

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2022年12月6日のニュース