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森保監督 強豪ドイツ&スペイン撃破を回顧、レベル高い選手に感謝「経験生きた」「最高にありがたかった」

[ 2022年12月6日 22:23 ]

<日本・スペイン>試合終了の瞬間、ベンチから飛び出すイレブンの横で横内コーチと抱きあって勝利を喜んだ森保監督(撮影・西海健太郎)
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 日本代表の森保一監督(54)がFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦の激闘から一夜明けた6日、フジテレビで放送された「FIFAワールドカップ 珍プレー好プレー大ブラボーSP」に生出演。1次リーグでドイツとスペインの強豪2カ国を撃破したことを振り返った。

 1次リーグではドイツとスペインの強豪2カ国を撃破するジャイアントキリングを起こした。「相手の分析をした上で、良い守備からいい攻撃に移していくことに合わせて相手のやりたい事を止める。そしてどうすれば点を取れるのかが大きなポイントでした」と戦前のポイントを明かし、「ゲームプランと選手のたちの力があるからだと思います。前半は何とか我慢して戦い、後半は攻勢に出て得点を狙う。戦いに関してはヨーロッパの五大リーグで戦っている選手も多いので、自信を持って試合を進められたのが大きいと思います。日頃の経験が生きたと思います」と個のレベルの高さや日頃の経験が結果に結びついたと分析した。

 ドイツ戦は1点ビハインドの中で後半スタートからシステム変更。「失点していなかったら引っ張っていたと思います。ドイツ戦ではシステムを変えましたけど、事前の分析でドイツが我々を分析した時に親善試合で我々が3バックで後手を踏んでいたのでやってくると思っていました。様子を見ながらやってきたって感じですね。選手たちが凄いのは個々の局面で勝っていけるというのが選手たちの凄いところです。監督としてレベルが高く、武器のある選手を交代カードで切れるのが、最高にありがたかったですね」と選手たちに感謝した。

 スペイン戦に関しては「選手にとっては我慢強くてこれだけできるのは日本人だけだろうと思います。劣勢の中で前半を折り返して、後半にギアをいれられたのは選手たちの我慢があってのこそだと思います」と振り返った。

 10年W杯南アフリカ大会で日本を指揮した岡田武史氏(66)も同番組に出演。スペイン戦のハーフタイムには映像を見た際に岡田氏の解説も聞こえてきたという。森保監督は「励みになりました」と笑顔をこぼした。

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2022年12月6日のニュース