立つ鳥跡を濁さず　「初志貫徹」日本代表敗退後もロッカーぴかぴか　「日本の誇り」「ブラボー！」の声

＜日本・クロアチア＞PK戦の末にクロアチア代表に敗れうなだれる日本代表イレブン（撮影・小海途　良幹）
Photo By スポニチ

　　サッカーFIFAワールドカップ（W杯）カタール大会決勝トーナメント1回戦が5日（日本時間6日）に行われ、1次リーグE組1位の日本代表は同F組2位のクロアチアと対戦。延長戦でも決着はつかず、試合の行方はPK戦へ突入したが、1―3で敗れ、日本は史上初となる8強入りに届かなかった。

　大会公式ツイッターの日本語アカウントには「初志貫徹」と添えられ、試合後のロッカーの様子が公開された。きれいに整えられたロッカーに、感謝を示す折り鶴、日本語とアラビア語で書かれた「ありがとう！SAMURAI　BLUE　JAPAN」のメッセージが置かれていた。フォロワーから「すてきな振る舞い」「素晴らしい」「日本の誇り」「悔しくともロッカールームの整理整頓はしっかりと。変わらぬ姿勢に大拍手」「ブラボー！」などと投稿が相次いだ。

　代表の試合後ロッカーは、23日の1次リーグE組初戦で優勝候補のドイツを撃破した際に大きな話題になった。FIFA公式ツイッターが「ドイツに歴史的な勝利を収めた後、日本のサポーターはスタジアムのゴミを片付け、@jfa_samuraiblueは、このようにハリファ国際スタジアムの更衣室を後にしました。ピカピカ。Domo　Arigato」と、きれいに畳まれたビブスなどがまとめられ、整頓されたロッカーの画像をアップ。世界中から大きな称賛の声が挙がっていた。