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久保建英、クロアチア戦無念の欠場「これも人生なのかな」 24年パリ五輪出場へ意欲

[ 2022年12月6日 20:42 ]

<日本代表一夜明け>取材会場に姿を見せた久保(撮影・小海途 良幹)
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 日本代表のMF久保建英(21=Rソシエダード)がFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦の激闘から一夜明けた6日、練習場で囲み取材に応じた。

 クロアチア戦は体調不良でベンチ外だったが、風邪だったと明かし「これも人生なのかな。受け入れるしかない」と語った。1日のスペイン戦翌日に発熱。クロアチア戦は宿舎でテレビ観戦したという。森保監督は試合を控える状況で部屋を訪れて久保とグータッチ。「うつしたくなかったので“大丈夫です”と言ったんですが、来てくれた。そういう人の前に勝ちは転がってくると思った。勝たせてあげられなかったのは後悔している」と語った。

 1次リーグのドイツ戦、スペイン戦にスタメン出場し、世界的プレーヤーと渡り合った。「よく言えば、チームのためにやることはやれたが、悪く言えば自分のやりたいことはできなかった。チーム優先は当たり前だが、それを押し通すことができなかった。自分の見積もりの甘さ。ぼくの状態なら押し通せると思っていた自分の勘違い」と反省とともに振り返った久保。

 テレビで観戦したクロアチア戦について「PKじゃなければ勝っていた。客観的に第三者が見ても日本の方が良いサッカーしていた。判定勝ちがあれば日本だった」とし、「壁というか、運ではないが、PKまでいかせてしまったのが悔しかった」と吐露した。

 25歳で迎える次回大会へ向けて「最高の状態で持ってこられるようにしたい」と意気込み。そして「W杯で不完全燃焼。次の五輪でチャンスをもらえるなら」と24年パリ五輪を見据えた。

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