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日本の健闘に海外メディアも賛辞 PK戦については実績のあるクロアチアに軍配

[ 2022年12月6日 09:00 ]

PKを外した日本の南野(AP)
Photo By AP

 日本対クロアチア戦はW杯カタール大会最初のPK戦になったこともあって、多くの海外メディアやサッカーのジャーナリストたちが公式サイトやSNSなどで反応。AP通信はクロアチアが前回ロシア大会の決勝トーナメントでデンマークとロシアをPK戦(3―2と4―3)で下している過去の“実績”を挙げ、「歴史は繰り返される。きのうもこうなることを想定してシュートアウト(PK戦)の練習をやったし、そうなったところで勝利を確信した」というズラトコ・ダリッチ監督(56)の談話を紹介した。

 3本のPKを阻止して勝利の立役者となったGKのドミニク・リバコビッチ(27)はロシア大会では控えだったが、「僕が“伝統”を引き継いだ」とコメント。FOXスポーツは「日本が無念の敗退。PK戦のあとにハートブレーク」というヘッドラインで報道していたが、日本のPK戦についてはサッカー専門のジャーナリストの間に「W杯では最悪の部類に入る」という厳しい見方があることも紹介していた。

 その一方でメディアやジャーナリストからは「どちらも相手を崩せず同等だった。日本はよくやった」「彼らは落胆しているだろうがカタール大会を象徴するチーム」「日本の試合を見ていて楽しかった」といったポジティブな評価もズラリ。「PK戦によって勝者と敗者を決めるのは残酷なやり方だが、日本代表はきっと母国の人たちを誇らしい気分にさせたことだと思う」と同情と賛辞を込めた意見も寄せられている。

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