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森保監督 代表監督契約延長は「まだ現実的な話はない」

[ 2022年12月6日 19:08 ]

<日本代表一夜明け>報道陣に話をする森保監督(撮影・西海健太郎)
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 日本代表の森保一監督(54)がFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦の激闘から一夜明けた6日、練習場で囲み取材に応じた。

 1次リーグE組1位の日本は同F組2位のクロアチアと対戦。延長戦でも決着はつかず、試合の行方はPK戦へ。PK戦は1―3で日本は敗れて史上初となる8強入りに届かなかった。

 代表監督の仕事について問われると「仕事は突き詰めればどんな仕事をしていても大変だと思います」と話した上で「ひと言で言うと、幸せな仕事だと思います。自分の好きなことができて、楽しみながら充実感を持って仕事ができるというのは、なかなか世の中の方々が持てないところがあるのかなと思いますし、幸せな仕事をさせてもらえるなというふうに思う。プレッシャーはありますけど、ストレスは感じなく仕事をさせてもらっているという部分では自分が好きなこと、楽しめることをさせてもらっている。クレイジージョブと言われますけど、私の中ではクレイジーなことはないですし、幸せな仕事だと思います」と語った。

 次のW杯まで4年間の代表監督延長について問われると「監督業をまだ続けていこうかなという気持ちもありますし、やっぱり少し間を空けてヨーロッパに勉強に行くことも考えていますし、そこは報道は見てますけど、まだ現実的な話はまったくしていないので、これからまた考えていきたいと思います」と語った。

 「サッカーで私自身もこれまでも成長をさせてもらったと思いますし、この監督業をやって、クラブとは違って、また代表という素晴らしい環境で監督をさせていただいて、私自身の成長にすごくつながったと思います。私自身が成長させていただいた。もっともっと、だいぶ歳はとってきてますけど、成長したいという思いと、日本サッカーに貢献したいという思いがあるので。流れに沿っていきたい」とし「オファーがあれば前向き?」の問いに「そうですね、はい」と即答した。

 「ただ、この仕事は私一人でやっているわけではなくて、むしろ私は監督係でいて、コーチがすべて戦術、トレーニング等々も担ってくれているところがある。そこはもし話があった場合には考えていかないといけない」と続けた。

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