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【W杯データ】クロアチアはW杯PK戦3戦全勝 経験値で大きなアドバンテージ

[ 2022年12月6日 05:03 ]

FIFA W杯カタール大会決勝T進出1回戦   クロアチア1―1(PK3―1)日本 ( 2022年12月5日    アルジャヌーブ競技場 )

<日本・クロアチア>PK戦で勝利を飾り喜ぶGKリバコビッチ(左端)らクロアチア代表イレブン(ロイター)

 W杯決勝トーナメント1回戦でクロアチアが延長、PK戦の末に日本を破り、準々決勝に駒を進めた。国際大会でのPK戦の経験では、クロアチアに一日の長があった。

 日本代表はW杯では2010年南アフリカ大会1回戦パラグアイ戦に続き、PK戦で悔しい敗退となった。日本が国際大会でPK戦に臨んだのは、アギーレ監督時代の15年1月のアジア杯準々決勝UAE戦以来、約8年ぶり。この試合は延長を含めスコア1-1、PK戦4-5で敗れていた。GKは今大会日本代表の川島永嗣。その後日本はW杯とアジア杯に1度ずつ出場も、PK戦の機会はなかった。。

 一方のクロアチアは準優勝した18年W杯ロシア大会で、決勝トーナメント1回戦でデンマークに1-1(PK3-2)、準々決勝でロシアに2-2(PK4-3)と、2試合連続でPK戦の末に勝利している。デンマーク戦では同大会の正GKスパシッチがこの日のGKリバコビッチと同じく、3本のシュートストップを見せる殊勲。スパシッチはロシア戦でも1セーブ、この日の日本戦で成功させたMFブロゾビッチが1番手キッカーで成功していた。

 クロアチアはこれでW杯のPK戦に3度挑み、3連勝。W杯のPK戦で無傷の3連勝は西ドイツ(ドイツ)とアルゼンチンに次ぎ3チーム目という、強みを生かしての8強進出だった。

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