岡本真夜、自身作曲EDが「ちびまる子」TARAKOさんラスト回に…さくらさん作詞「天国のお二人へ」

[ 2024年3月25日 10:01 ]

フジテレビのアニメ「ちびまる子ちゃん」(FOD公式サイトから)
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 4日に急逝した声優TARAKOさん(享年63)が長年、出演したフジテレビ系「ちびまる子ちゃん」(日曜後6・00)の最後の出演回が24日、放送された。この放送で使用されたエンディングテーマ「アララの呪文」を手掛けたシンガーソングライター・岡本真夜(50)は、同曲の思い出を振り返った。

 1990年1月に放送を開始したアニメ「ちびまる子ちゃん」。TARAKOさんは、放送開始当初からまる子の声を務めていた。起用のきっかけは、原作者・さくらももこさんに声がそっくりだったというエピソードで知られている。

 「アララの呪文」は、「まる子with爆チュー問題」が歌う同アニメの名エンディングテーマ。岡本が作曲し、歌詞をさくらさんが担当していた。

 岡本は「ちびまる子ちゃん。エンディングで『アララの呪文』が流れたのですね ライブ本番後に知って、うるっと」と投稿。「メロディーをお渡しして、さくら先生が歌詞を書いてくださいました。独特な世界観で感動したこと覚えています。今日も歌わせていただきました」と明かし、「天国のお二人に届いていたなら嬉しいです」と思いを込めた。

 この日の放送では「みんなにしあわせいっぱい、きますように!春のお楽しみ1時間スペシャル」と題した特番で、「ぜんぜん知らない親せきの人」「さくら家に謎の影!?奴の名はG」「たまちゃんのゆううつ」「まる子、水の味がわかる?」の4エピソードが放送された。

 TARAKOさん出演の最後のエピソードは、新作の「まる子、水の味がわかる?」。祖父のともぞうが昔飲んだ井戸の水のおいしさを語ったことから、まる子が水の味の違いに興味を持つという話だった。34年以上にわたり親しまれてきたTARAKOさんによるまる子は、これで聞き納めになった。最後のせりふは、お茶を飲んでついた「ぷは~っ」のため息。その後、過去の映像をつなぎ合わせた、特別編集とみられる追悼コーナーが流され、「TARAKOさん ありがとうございました」と感謝のテロップが表示された。

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