日テレ社長、「笑点」卒業の林家木久扇に感謝「55年にわたって番組を支えてくださった」

[ 2024年3月25日 15:03 ]

日本テレビ社屋
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 日本テレビの定例社長会見が25日、東京・汐留の同局で行われた。55年間出演中の「笑点」を今月で卒業する落語家の林家木久扇(86)に感謝した。

 昨年8月に放送された「24時間テレビ」の番組内で、木久扇は「私、林家木久扇は来年の3月をもって笑点を卒業したいと思います」と発表。「どういうことかというと、芸というものは次の世代にバトンタッチしなくてはいけません。私の座布団の芸も、新しい人にバトンタッチします」と理由を説明していた。

 石澤顕社長は「長らく55年にわたって番組を支えてくださりました。まずはそのこと自体に感謝。大師匠ですからそのような言い方は語弊があるが、おもしろくおかしく一言で視聴者やその場の心をつかんでしまうようなお人柄、芸風」と敬意を表した。

 福田博之取締役専務執行役員は「木久扇師匠にこの前ごあいさつしました」と明かし、「55年ってすごい。感謝しかない」と思いを語った。「木久扇師匠は昭和、平成、令和の全部を乗り越えて、広い世代から支持された。こういう師匠を『笑点』は失ってしまうわけですから、今まで以上に頑張らないといけないと決意を新たにしている。改めて、尊敬の気持ちを込めて今までのご功労に感謝申し上げます」と感謝した。

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