あゆ涙の“完奏” デビュー25周年記念ツアー 来月振り替え石川、福井へ「待っていてください!」

[ 2024年3月25日 04:00 ]

デビュー25周年記念ツアーファイナルを迎えた浜崎あゆみ(中央)
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 歌手の浜崎あゆみ(45)が24日、沖縄コンベンションセンターでライブを行った。デビュー25周年記念ツアーの最終公演。「ファイナル!最後まで思いっきり楽しんで」とあおると、沖縄のファンは指笛で応じた。会場がある宜野湾市は、この日最高気温27度。夏日に負けない熱いライブを届けた。

 あゆ、あゆ――。1700人が叫ぶ声に合わせ、ピンクに光るペンライトが揺れた。ダンサーは客席に飛び出し、会場のボルテージを高めていく。突如幕が開き、浜崎が左手を突き上げ登場。絶叫に似た歓声がこだまする中、目頭を押さえ「みんなの声を聞かせて!」と叫んだ。約2時間40分の公演で力強い歌声はもちろん、7度の衣装替えを見せ、45歳とは思えぬ美しいスタイルでも魅了した。

 平成の歌姫が、令和に迎えたアニバーサリー。2021年のアジアツアーの最中には右足首の骨折、急な体調不良での救急搬送からのアナフィラキシーショックなどの困難を乗り越え、久々の大型ツアーだ。全国のTA(ファンの総称)に会いたい。そんな思いで、自身初の47都道府県ツアーとして47都市53公演を巡る予定だった。

 だが、元日の能登半島地震で福井と石川公演が振り替えに。福井は4月23日、石川は同24日、それぞれ今回のツアーと別の公演として行う。「北陸の皆さん、待っていてください!」と力を込めた。

 総動員数約12万人を記録したツアーファイナルではヒット曲「SEASONS」「Nonfiction」など全22曲を歌唱。本編終盤には「シーシーサーサー!」と沖縄らしい合いの手も忘れない。バラード曲、そしてMCでも「毎週末のように“また明日ね”とみんなに言っていたのに、これで終わりと思うと不思議」と涙。最後は両手を口元に当て「ありがとうございました!」と大声で感謝。ファンの「あゆ」コールが鳴りやまぬ中、ステージを締めくくった。


 ≪「時代」のカバー 配信スタート≫ きょう25日には、中島みゆき(72)の名曲「時代」のカバーが配信スタート。原曲を忠実に、力強くも優しい歌声でしっとりと歌い上げている。さらに4~5月には、NHK「みんなのうた」のために書き下ろした新曲「BYE―BYE」が放送される。今後も精力的な活動を続ける。

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