嘉門タツオ 活動再開ライブで八代亜紀さんに感謝 替え歌に「今から思うと大胆な許可をくれて」

[ 2024年3月25日 19:32 ]

1年2カ月ぶりに活動を再開し、都内でライブを開催した嘉門タツオ
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 昨年1月に飲酒運転による人身事故を起こして芸能活動を休止していたシンガーソングライターの嘉門タツオが(65)が25日、1年2カ月ぶりに活動を再開し、都内でライブを開催した。

 ライブでは、昨年亡くなったシンガー・ソングライター谷村新司さん、落語家の笑福亭笑瓶さん、演歌歌手の八代亜紀さんを追悼するコーナーも設けられた。

 谷村さんとはラジオ番組の先輩、後輩の関係で知り合った。都内の自宅に招かれたこともあり、お好み焼きや愛妻が作るクレソンサラダに舌鼓を打ったエピソードを披露した。

 公私ともに仲の良かった笑瓶さんには、その人柄を歌った曲を歌って追悼。替え歌で厚化粧といじった八代さんとは、テレビ番組で共演した際にハリセンでたたかれた話を明かし、「こんな、今から思うと大胆な(替え歌の)許可をくれて」と感謝を語った。

 嘉門は昨年1月17日、自宅近くの飲食店で飲酒した後に乗用車を運転して帰宅。その途中に交差点で女性との接触事故を起こし、女性に全治1週間のケガを負わせた。事故の事実を認めてその後は活動を自粛し、6月に東京、7月に大阪で予定されていたコンサートを「一身上の都合により」中止した。

 その後、被害者からも「ぜひ活動を再開なさって下さい」と活動再開を促されたこともあり、今年2月にライブ再開を発表。65歳の誕生日だったこの日に活動を再開した。

 ライブ序盤では「このたびは飲酒運転という、やってはいけないことをしてしまい、被害者の方はじめ、応援していただいているファンの方々の期待を裏切ることをしてしまい、大変申し訳ありませんでした。約1年ちょっとぶりにステージやらせていただきます」と謝罪。「TSUNAMI」のメロディーに乗せて「酒気帯びの運転は…絶対にやっちゃ…ダメ~!」と替え歌でも謝罪。「すみませんでした!」とあらためて頭を下げると、客席からは「お帰り!」と激励の声も上がった。

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