嘉門タツオ 65歳誕生日に1年2カ月ぶり活動再開「TSUNAMI」替え歌で謝罪 昨年1月飲酒運転事故

[ 2024年3月25日 18:37 ]

1年2カ月ぶりに活動を再開し、都内でライブを開催した嘉門タツオ
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 昨年1月に飲酒運転による人身事故を起こして芸能活動を休止していたシンガーソングライターの嘉門タツオが(65)が25日、1年2カ月ぶりに活動を再開し、都内でライブを開催した。

 嘉門はライブ序盤で「このたびは飲酒運転という、やってはいけないことをしてしまい、被害者の方はじめ、応援していただいているファンの方々の期待を裏切ることをしてしまい、大変申し訳ありませんでした。約1年ちょっとぶりにステージやらせていただきます」と謝罪。「TSUNAMI」のメロディーに乗せて「酒気帯びの運転は…絶対にやっちゃ…ダメ~!」と替え歌でも謝罪。「すみませんでした!」とあらためて頭を下げると、客席からは「お帰り!」と激励の声も上がった。

 昨年1月17に自宅近くの飲食店で飲酒した後に乗用車を運転して帰宅。その途中に交差点で女性との接触事故を起こし、女性に全治1週間のケガを負わせた。事故の事実を認めてその後は活動を自粛し、6月に東京、7月に大阪で予定されていたコンサートを「一身上の都合により」中止した。

 その後、被害者からも「ぜひ活動を再開なさって下さい」と活動再開を促されたこともあり、今年2月にライブ再開を発表していた。

 普段から助言をもらっている歌手で俳優の宇崎竜童(78)からは、お叱りも受けたという。活動再開の際には「宇崎さんには日頃から色んなアドバイスをいただいておりますが、事故報道の直後にはお叱りのメールもいただき、厳しくも温かい言葉が心に染み入りました」と明かしていた。

 65歳の誕生日を迎えたこの日のライブは、「嘉門タツオ 反省と叱咤の会」と命名された。嘉門が不祥事の反省をし、わびながら、宇崎をゲストに再出発を誓った。

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