夫婦漫才コンビ「かりすま～ず」が結婚相談所開設「人を幸せに、笑顔にしたい」

結婚相談所「K＆Mハートフルマリッジ」の開設を発表したかりすま～ずのあゆと幹てつや（右）
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　歌手の矢沢永吉と浜崎あゆみのモノマネで知られる夫婦漫才コンビ「かりすま～ず」の幹てつや（56）とあゆが（39）10日、都内で会見し、あす11日に結婚相談所「K＆Mハートフルマリッジ」を開設することを発表した。

　新型コロナウイルス禍で、地方営業などお笑いの仕事が減少。東京・銀座で経営していたバーも閉店を余儀なくされ、芸人とは別の収入源を探していたところ、結婚相談所にたどり着いた。「人を幸せにしたい、笑顔にしたい」（幹）という芸人として大切にしていた思いを実現できる仕事内容にも魅力を感じ、夫婦で挑戦を決意。1日10時間ほど婚活について勉強するなど約4カ月間、開設の準備を進めてきた。

　結婚相談所は、あす11日11時に公式サイトを公開。利用者はオンラインで会員登録を行い、2人は会員の相談に乗るなど結婚に向けてサポートを行っていく。幹は「（登録を迷っている人がいたら）“やっちゃえ婚活”とか、矢沢が出ちゃうかもしれませんね」とニヤリ。あゆも「あまり（モノマネを）やり過ぎるとご本人に怒られちゃうかもしれないので、一緒にファンになろうぐらいの感覚でやらせてもらえれば」と時には得意のモノマネも交えながら、会員とのコミュニケーションをとっていくつもりだ。

　落語家の桂文枝（80）が作った「維新塾」出身の幹。結婚相談所の開設を師匠の文枝にまだ報告していないといい、その理由について「文枝師匠に“俺入るで～”って言われた時にどうしようか、どの人とマッチングさせたらいいんやろうかと思って」と説明。

　あすの開設後に話すつもりだとし「師匠に入ってもろたら、僕が相手役をやって婚活のコミュニケーショントレーニングしますから。それはコントとして動画を撮ってYouTubeにあげます」と話し、笑いを誘った。