元男闘呼組・成田昭次「出会ったことはすごい大きい」 ギタリスト人生に多大な影響与えた「事務所の先輩」

[ 2023年11月10日 16:44 ]

「男闘呼組」の成田昭次
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 今年8月に解散した4人組ロックバンド「男闘呼組」のギタリスト・成田昭次(55)が9日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「成田昭次のRockon The Knight」(木曜後9・00)に出演。ギター人生に大きな影響を与えた人物を明かした。

 リスナーの質問に答える形で、ギターにまつわるトークを展開。

 「上京した時はまだ自分のギターを持ってなかったんですけど、自分たちの番組が急きょ始まるってことになって。オープニングで演奏するっていうスタイルだったので、(高橋)和也と一緒に新宿の楽器屋さんに買いに行ったんです」と、男闘呼組のメンバー・高橋和也とともに楽器店へギターを探しに行ったという。

 「自分が好きなアーティスト、マイケル・シェンカーが使っていたのと同じ『フライングV』っていうV型のシェイプのギターを買いました。白黒のツートン。10万しなかったかな。7、8万くらいでしたかね。でも10代でデビュー前だし、安い値段じゃない。すごい必死で和也と二人で楽器屋さんに飾られてるギターを見まわして」と回想。

 「でも、僕はマイケル・シェンカー好きだったので、そのギターがすぐ目にとまって。うおーマイケルと同じのがあるよ!つって。マイケル・シェンカーが使っていたのはメイド・イン・USAのギブソンでしたけれど、それを日本のメーカーがコピーしたモデルで。それでもめちゃくちゃうれしかった。涙が出るくらいうれしかった。自分で初めて、しかも自分のお金でギター買うっていう喜びは今でも忘れないです」と懐かしんだ。

 自分のギターを手にしてからはマイケル・シェンカー・グループの代表曲「アームド・アンド・レディ」のリフをひたすらコピーしていたというが、「そこから、事務所の先輩の野村義男さんと出会って。僕らは80年世代なのでヘヴィメタルとかハードロックが全盛期。野村さんとの出会いで、70年代とか60年代のビートルズ、ローリングストーンズ、ジミー・ヘンドリクス、レッドツェッペリン、ザ・フーもそうですし」と、旧ジャニーズ事務所時代の先輩で「たのきんトリオ」として人気を博したギタリスト・野村義男との出会いから多くの音楽に触れたという。

 「そういう音楽をそこで吸収して。野村義男さんと出会ったことはすごい大きいですね、僕のギター人生の中では」と語った。

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