「らんまん」寿恵子“大願成就”へ山桃売却→練馬に土地買った!ネット喝采&感涙「凄すぎる」「大博打」

[ 2023年9月22日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第125話。寿恵子(浜辺美波)の“買い物”に万太郎(神木隆之介)は驚き…(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は22日、第125話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第125話は大正12年(1923年)、関東大震災から約1カ月。万太郎(神木隆之介)はムラサキカタバミの植物画を描いていた。こんな時だからこそ、逞しく咲く植物を目にし、うれしかった。その気持ちを誰かに渡したいのだと、万太郎は寿恵子(浜辺美波)に語る。寿恵子は百喜(松岡広大)と大喜(木村風太)に広い土地を探してほしいとお願い。そして、待合茶屋「山桃」の常連・相島(森岡龍)にも“ある決意”を伝える…という展開。

 図鑑の原稿は大方燃えたが、万太郎は一から再起。寿恵子のために無理をしているのではなく「わしは今、いや、今こそ、やる気に満ちちゅう」「わしは偉くも何ともない。こんな時でも、こんな時こそ、生きちゅう植物を見てたら、ほんんまに、ほんんまにうれしくなったがじゃ。そのうれしさをただ、誰かに渡していきたい。きっと馬琴先生も、そうだったのかもしれん。目が見えんようになっても、頭の中に八犬士らがおって、その八犬士らの生き方、たどり着く場所、すべて見えちょった。その光景をみんなに、ただ渡したかっただけなのかもしれん」――。

 寿恵子は「好きです、あなたが、心から。あなたは変わらない。出会った頃から。世の中は、みんな変わり続けてしまうけれど。うんとひどいことも起こるけれど。あなたの心は、ずっと明るい方を向き続けてる。そんなあなたが、涙が出るほどに愛おしいんです」。万太郎は「何言うがじゃ。わしも、寿恵ちゃんがおってくれたきこそ。わしの心を照らすがは、いつでも、寿恵ちゃんだけじゃ」。40年の愛を確かめた。

 標本と原稿を守るため、寿恵子は渋谷から離れた広大な土地を探してほしいと息子たちに依頼。資金は…。

 寿恵子は相島とフミ(那須凜)を招き“最後のお座敷”。山桃を買い取ってほしいと頼んだ。「わたくしの大願を果たすのは、こちらでは無理なのです。ここは手狭で。わたくしは、わたくしの大願の途上におります。あなた様と同じように」。相島は“街づくりの盟友”の願いを聞き入れ、5万円で買い取った。

 万太郎と寿恵子が野原を歩く。大泉村、練馬大根の産地。視界が開けた。「あー、ここですね。この土地、私が買いました」。万太郎は驚き。「あなたと、あなたの標本を守るために。ねえ、万ちゃん、思い描いてみて」――。

 SNS上には「寿恵ちゃん、凄すぎる」「すっ!寿恵ちゃん!神!」「大博打…相変わらず男前」「俺たちの寿恵子、最高すぎんか!」「40年かけて作ったものを失って、また作り直そうと言う万太郎、凄すぎる」「5万出す相島様もカッコよかったけど、やっぱり何よりお寿恵ちゃんが素晴らしくて泣けてきちゃう」「120円だった廃屋同然を5万の価値にした寿恵子。それを万太郎と標本を未来永劫守り抜くために投資…全然、細腕じゃなかった。辣腕だ」などの声が上がった。

 残り1週。万太郎と寿恵子の夢の図鑑は――。

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