千葉千枝子教授 海外で働く人の増加に「日本で副業などをして必死に働くよりも海外で貯金しながら」

[ 2023年9月22日 11:36 ]

テレビ朝日
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 海外移住に詳しい淑徳大経営学部長の千葉千枝子教授が22日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)で、記録的な円安などの影響で、海外で働く人が増えている現状についてコメントした。

 番組では、生活の拠点を日本から海外に移した永住者が昨年55万人を超えて過去最高となったと伝えた。外務省の海外在留邦人数調査統計では、10年間で14万人以上増加。日本の賃金よりはるかに高いオーストラリア、カナダなどに短期、長期で働く日本の若者が増えている。

 海外に行ったことで年収が5倍になった人もいるとし、各国の最低賃金として、米国(ワシントンDC)約2505円、オーストラリア約2020円、日本961円(10月から1004円)と紹介した。

 千葉氏は「日本は実質の平均給与が1990年代から右肩下がり。日本で副業などをして必死に働くよりも海外で貯金しながら暮らす方が余裕が生まれるため若者が海外に行きたがる」と解説した。

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