「らんまん」“万太郎”神木隆之介 “竹雄”志尊淳の撮影終了時には涙「ここまで大きな存在だったんだな」

[ 2023年9月22日 18:00 ]

神木隆之介
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 NHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の主演を務める俳優の神木隆之介(30)が22日、同局「あさイチ」(月~土曜前8・15)の「プレミアムトーク」に生出演。「らんまん」で共演した俳優の志尊淳(28)への思いについて語った。

 「らんまん」で神木演じる主人公・槙野万太郎の助手でのちに万太郎の姉・綾の夫となる竹雄を演じた志尊はVTRで登場。座長である神木について「全て見せてくれるんですよ、座長・神木隆之介って」と語った。

 「例えば、失敗してるところは見せたくないとか、そういうのはなくて。全部ありのままの神木隆之介でぶつかってくれるんですよ」と説明。「それは芝居もそうだし、スタッフんさんとの会話もそうですし、やっぱりそこで全てをさらけ出してくれてる隆に対し、みんなが隆のために、万ちゃんのためにってなってたんですよね」と振り返った。

 「座長・神木隆之介のために」という思いを抱き続けた志尊は全ての撮影を終えた際に、神木からある言葉をかけられたという。「僕きょうオールアップだったんですけど。“イエ―!”みたいな感じで終わるのかなと思ったら、お花を隆が持って来てくれて。“本当に淳で良かった”みたいな。“本当にありがとうね淳。淳がいてくれなかったらできなかったよ”みたいな」と明かすと、「隆が泣いてて」と続けた。

 「隆の涙って見たことなかったし、その時に、あっ、隆はそれだけ背負ってるものがあって、けど見せずに一番前に立って、一生懸命走ってたんだなというのを感じて」と志尊。「隆も凄く僕を気にかけてくれてやってくれたっていう。そんな気持ちでずっと竹雄と万太郎を作れてたんだって、凄いうれしかったです」と回顧した。

 スタジオでVTRを見た神木は「ありがたいお言葉です。僕の中でも志尊淳という存在が本当に大きくて、一番の支えでもありましたし」と笑顔をみせた。

 「だから淳がさっき、オールアップしたんですけどっていうその時に、なんか支えがいなくなるっていう。おめでたいですよもちろん、オールアップで一生懸命走ってきて、それで終わっていくっていうのを、主役は去って行く姿を見届けなきゃいけない立場なので。感謝の気持ちと、あっ、もう彼は撮影に来ないんだ、終わったんだと思うと、そのなんか一瞬の喪失感っていうのが」と神木。「それに気づいて、自分の中でここまで大きな存在だったんだなやっぱりっていうので、泣きましたね、やっぱり。いやあ寂しいと思って」と回想した。

 「まあでも自分は終わってないので、懸命に立ってお見送りをしなきゃいけない立場なので、見送ろうって思って。あとちょっとだけど頑張ろうって思いました」と語った。

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