長嶋一茂 就職、進学で海外を選択肢する人が増加「アスリートの人たちが世界に通用している影響も」

[ 2023年9月22日 11:33 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が22日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。記録的な円安などの影響で、海外で働く人が増えている現状について言及した。

 番組では、生活の拠点を日本から海外に移した永住者が昨年55万人を超えて過去最高となったと伝えた。外務省の海外在留邦人数調査統計では、10年間で14万人以上増加。日本の賃金よりはるかに高いオーストラリア、カナダなどに短期、長期で働く日本の若者が増えている。

 海外に行ったことで年収が5倍になった人もいるとし、各国の最低賃金として、米国(ワシントンDC)約2505円、オーストラリア約2020円、日本961円(10月から1004円)と紹介した。

 高校生の時から海外志向を持つ生徒も増えており、海外の大学を受験する生徒数も増加。一茂は、就職、進学での海外の選択肢に「日本人はそもそも主張が下手だったりとか、内向的だったりとかっていう性質があって、島国だということもあり、なかなか海外へという思いがなかったけども、昨今のスポーツのアスリートの人たちが世界に通用している影響もあるんじゃないかなと思う」と指摘。

 そして、「いろんな分野で活躍しているじゃないですか、日本人が。しかも世界レベルで活躍している。保守的な日本人の体質が革新的に変わっているというのと、デジタル化が進んでグローバルな発想、思想がかなりあるってことなのかなって僕は思ってます」と自身の考えを話した。

 また、移住者増については「移住が増えてることと、学生の留学が増えていることは別なのかなと思ってます。移住の方はセカンドキャリアみたいな方たちが日本よりも物価の安い所に行ったりする人たちで、生活を楽にしていくみたいな発想の人たちも含まれていると思う」とした。

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