“タモリ詣で”49日で見習い運転手に 岩井ジョニ男「怒りを通り越してあきれたんでしょう」

[ 2023年9月22日 17:39 ]

岩井ジョニ男(2017年撮影)

 お笑いコンビ「イワイガワ」の岩井ジョニ男(年齢非公表)が22日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)にゲスト出演し、かつて付き人を務めていたタモリ(78)とのエピソードを披露した。

 ベタな昭和サラリーマンネタなどを得意とする岩井。芸能界入りのきっかけは、唐突だった。ホストクラブで働いていた当時のこと。「そこで出会ったお客さんに、“どうするの?将来”って。“(近所にタモリが)いるよ。住んでるわよ?”と聞いて、それでピンポン(を押したん)です」。タモリの自宅へ押しかけ、いきなり弟子入りを志願したという。

 タモリからは「弟子は取らないよ」と、当然ながら門前払い。それでも「毎日毎日、通いまして」とあきらめずに通い続けた。「よく雨が降ってまして、シチュエーションが良かったんです。そぼ降る雨降る中、私が待ってるわけですから。何となく向こうの心も揺れ動いている…」。勝手に想像でタモリの心境を話す岩井に、放送作家でタレントの高田文夫は「向こうは迷惑なんだよ!お前だけイメージして雨がそぼ降るなんて…」と猛ツッコミを入れた。

 それでも、タモリ詣でを1カ月ほど続けたある日、タモリが自室に通してくれたことがあったという。「タモリさんがバスローブで出てきて、全然しゃべらないで。しゃべり出したなと思ったら、“この世界はフィーリングだから、それを君に教えることはできないから。あと近所迷惑だから、二度と来ないでくれ”と、正式に断られた」。地元では弟子入り成功を見込んで友達がパーティーを準備してくれていたが、まさかの残念会に。その席で酒に酔いながら、「やっぱいいこと言うなと思ったら、よし、また明日行こうと。もうちょっと話を聞いてみたくなった」と、翌日以降も通うことを決意したという。

 もちろんタモリは仰天。「“あれ?昨日言ったこと、分からなかったの?”って、膝から崩れ落ちてました」。岩井はその後も懲りずに20日ほど通ったといい、「トータル49日、通ったんですけど。怒りを通り越して、あきれたんでしょう。最終的には“免許あるか?”ということで、3カ月見習いでみたいな形で運転手になったという。そんなふうになってタモリさんのところに入った」と振り返っていた。

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