大沢たかお 「JIN」で役作りのための大胆行動「そういう環境に自分がいたらどうなるか」

[ 2023年9月22日 21:17 ]

大沢たかお
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 俳優の大沢たかお(55)が、22日放送のTBS系「中居正広の金スマSP」(後8・54)に出演し、役作りのために行った、思い切った行動について明かした。

 「同業さんいらっしゃい」と題した番組新企画で、大沢のほか玉木宏、江口洋介、笹野高史が出演。29日公開の映画「沈黙の艦隊」(監督吉野耕平)で共演する4人と、MC中居正広をまじえた5人で、クロストークを繰り広げた。

 最初のトークテーマは「役作り」。大沢は2009年に主演を務めた同局系連続ドラマ「JIN―仁―」のエピソードを披露した。演じたのは、現代から江戸時代にタイムスリップしてしまう脳外科医。江戸時代では当然、天涯孤独の身ということで、大沢は本当の孤独を味わうため、何と携帯電話を持たず、英国に数カ月、滞在したという。

 「どうやって自分が孤独になれる空間があるかなと思ったら、ないんですよね、東京とかにいると」。そんな中で浮上したのが、英国だった。「イギリスってほとんど行ったことがなかったので、あまりいい思い出がなかったので、そういう環境の中に自分がいたらどうなるかというので、仕事を休んで行った」と明かし、一同を驚かせた。

 実際には、パソコンのメールだけは見られるようにしておいたというが、「それ以外は連絡を取らなかったです」と説明した。中居から「ヤバい人ですね」といじられると、「確かに、もう二度とできないですね」と苦笑いで認めた。

 万が一、困った時には、過去に日本で交流があった英国在住の英語の先生を頼ることにしていたという。ところが、「その彼が頼りだったんだけど、全然会ってくれない。“お前が頼りだ”ってメール出したのに、全然会ってくれない。本当の孤独になっちゃった」と明かした。「結局、結論、意外と簡単だったんだけど、寂しいんだな」。シンプルな真理に気づいた大沢は、「寂しいってこんな感じなんだなって。それを(役作りの)ベースにしようというのを根底に置いて、現場に行った」と振り返っていた。

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