石橋貴明 MCを目指す後輩芸人たちに持論 とんねるずの生き様「憲武がどう思ってるか分からないけど…」

[ 2023年6月29日 23:45 ]

石橋貴明
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 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(61)が29日、ABEMA SPECIALチャンネルで放送された「石橋貴明 お礼参りTHEWORLD #2:みやぞんが恩人石橋に感謝を込めた接待!」(木曜後10・00~)に出演。芸能界での“闘い方”について持論を語った。

 お笑いコンビ「ANZEN漫才」みやぞん(38)が、芸能界の恩人である石橋とタレントの伊集院光を接待するという企画で、童心に帰ってもらうために「浅草花やしき」に2人を連れて行き、アトラクションに挑戦させたり、斧投げや個室サウナに連れて行く“接待”企画。

 最後に一流イタリアンを堪能する中で、みやぞんが石橋に聞いてみたいこととして「芸能界で長く生き残るやり方は何なんだろうな…」と問いかけた。すると石橋は「長くやることを目標にしていると、意外とそいつらはいなくなっちゃうんじゃないの」と首をひねり、とんねるずが芸能界を生き抜いてきた大きな要因として「自分らがやりたいことをずっとやり続けてきたから」と回想。

 続けて石橋は「MC目指すって言うじゃん、今の奴らって。えっ、何それって(思っちゃう)」と渋い表情。いつのころか、お笑い界は「ひな壇の人たちもそうなんだけど」団体芸が主流となってしまっていると疑問を呈した。とんねるずとして数々の伝説をつくり、生き抜いてきた43年。あくまでも「お笑いは、俺は個人芸だと思うのよ」と自身の信念を語り、「(相方の木梨)憲武がどう思ってるのか分からないけど、俺はあくまでエースじゃなければ嫌だったし、4番バッターじゃなきゃ嫌だ。あくまでゲームを決めるのは俺だと思っていたし、ゲームが始まる第1球は俺だと思っていた…という、さっき言った通り(お笑いは)個人芸だと思ってる」と持論を熱っぽく語った。

 司会やMCをやるにも「回す」とかバランスや番組を俯瞰した目線で見るとかではなく、あくまでも司会でありながらエースで4番であるべきだと語った石橋は「昔のテレビマンはアクが強かったじゃん…例えば大橋巨泉さんとか愛川欽也さんとか。そんぐらいまで行けば“なるほどね”って(なるじゃん)。ああ、This is大橋巨泉ショーなんだ、This is愛川欽也ショーなんだ、ぐらいのMCだと納得するんだけど。(今のMCになりたいって言っている芸人たちは)ただ、この世界で(長く)食いたいだけって…」と悩ましい表情を見せた。 

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