イモトアヤコ 「大好き」熱烈な思い傾ける作家 「憧れがあって、ちょっと意識しちゃってんの…」

[ 2023年6月29日 13:21 ]

イモトアヤコ
Photo By スポニチ

  お笑いタレントのイモトアヤコ(37)が21日放送のTBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」(水曜後9・30)に出演。大好きな作家として、「ちびまる子ちゃん」などの著者で2018年8月に死去した漫画家さくらももこさんを挙げた。

 さくらももこ展を訪れたというイモトは「良かったなあ…あの空間。みんな食い入るように見ていて。熱量のあるお客さんが多かった」としみじみ。「いろんなさくらももこさんを見られた。漫画家を目指して、実際に漫画家になって、お母さんになったさくらさんとか、流れで見られたのですごく素敵でした」と感激した心境をつづった。

 「やっぱり好きだね、あたしゃ。さくらももこさん大好き」とちびまる子ちゃんの口調をマネして熱烈な思いを吐露。

 好きになったきっかけとして「ちびまる子ちゃんはアニメを小さい時から見てたんだけど、小学校高学年になったらエッセイを書かれていることを知って。『もものかんづめ』っていうのを最初に読んで」とエッセイも読み始めたという。

 「学校の朝の会の読書時間に、面白過ぎて一人読んで吹き出しそうになるのを我慢しながら。そのくらいハマったのがそれまでなかった。その後、エッセイは全部買ってたかな。私が思うさくらももこさんの面白さって、ほのぼのしてるけど、そこにシニカルな笑いが散りばめられてて、出来事を斜めに見てる感じがとっても面白くて。それが結果、全部自分に返ってきたりしてオチもしっかりしてるし、それがたまらないのよ」と力説した。

 「起承転結と文章のリズム感に憧れがあって、ちょっと意識しちゃってんのよ…ダメよね、何意識しちゃってんのよって」と自虐的にツッコみながら「そうやって育ってきたから、エッセイとかコラム書く時にどうしてもさくらももこさんのリズム感がね」と無意識のうちにさくらさんを意識している様子。

 自身が執筆する時も「いつもちょっとちっちゃい声で読みながら、聞きやすいかとか意識しちゃってる。やだー!恥ずかしい!」と苦笑しながら「全然なんだけど、全く別物なんだけどね。斜めに見ちゃうところとかが通じるところがあるのかな。かといえば大野君と杉山君みたいな良い話もあるし、学校の体重測定で毛糸のパンツ履いてっ行っちゃったとかね。最初読んだ時、あれ私のことかな?っていうくらいエピソードがね。うまいですよね、日常の切り取り方が」と絶賛しながら振り返った。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年6月29日のニュース