「虎に翼」優三は断念…女性不利&体調不良 寅子“苦い合格”ネット複雑「だから地獄」「心の根の良さ」

[ 2024年5月9日 08:15 ]

連続テレビ小説「虎に翼」第29話。猪爪寅子(伊藤沙莉)と佐田優三(仲野太賀)は合格者の氏名を確かめ…(C)NHK
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 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は9日、第29話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第29話は、崔香淑(ハ・ヨンス)と桜川涼子(桜井ユキ)の思いを背負い、猪爪寅子(伊藤沙莉)たちは再び高等試験に挑むが、今度は大庭梅子(平岩紙)の姿が会場にない。梅子を気にしながらも筆記試験を終えた寅子が家に帰ると、梅子からの手紙が届いていた。夫から離婚を言い渡され、三男の光三郎(石塚陸翔)を連れて家を出たという。梅子の思いを託される中、寅子の口述試験の日がやってくる…という展開。

 梅子は「(夫は)若い女と再婚するそうです。もっと早くこうすべきだった。そうすれば、長男や次男も助けられたかもしれない。自業自得です。トラちゃんたちならば、立派な弁護士になれると信じています。どうか私のような立場の女性たちを、守ってあげてください。みんなによろしくお伝えください。ごめんなさい。さようなら」――。

 1938年(昭和13年)9月。寅子、佐田優三(仲野太賀)、轟太一(戸塚純貴)、山田よね(土居志央梨)、中山千春(安藤輪子)は筆記試験を通過した。

 口述試験まで1カ月。前年、筆記試験に合格した久保田聡子(小林涼子)も勉強会に参加。久保田は前回の口述試験で「今後、結婚の予定はあるのか」と尋ねられ「その質問は、試験に関係ないのでは」と答えてしまったと明かした。

 「何か解せない」(語り・尾野真千子)

 寅子が笹山(田中要次)に「自信があったんです、(前年の)筆記試験。受けた5人全員がかなりの手応えを感じていたはずなのに」と語っていると、桂場等一郎(松山ケンイチ)は「まだそんな甘っちょろいことを言っているのか。同じ成績の男と女がいれば男を取る。それは至極真っ当なことだ。かなりの手応えなんて言っているうちは受かりはしない!誰をも凌駕する成績を残さなければな」と厳しく激励した。

 口述試験前日。寅子はいつもより早く生理になってしまう。当日。以前、よねが教えてくれたツボ「三陰交」を押し、口述試験に臨んだ。

 同年11月。寅子、轟、中山、久保田も合格。日本初の女性弁護士が誕生した。よね、優三は涙をのんだ。

 優三はこれを最後に高等試験をあきらめると宣言。「1回目の試験から、毎回緊張で腹が痛くなり、頭も働かず、悔しい思いばかりしてきました。でも、今年は違った。寅子のおかげです。今年は寅子さんのおかげで勉強も捗った。腹も下さず、全力を出し切った。ここが潮時です」。猪爪はる(石田ゆり子)は「長い間、ご苦労さまでした。よくここまで頑張りましたね」と労った。

 「働きながら1年間死ぬ気で勉強して、友と別れ、月経の痛みも乗り越えて、やっと勝ち取った景色は…思っていたものと全然違っていました」(語り)

 SNS上には「ああ、やっぱり、男と女で差をつけられる」「久保田先輩が経験していて良かった…やはり作為的に落とされていた…?」「私も素直に喜べないよぉ(涙)みんなで喜びたかったよね」「今日は寅ちゃんの色んな悔しさの涙を見た回」「だからお母さんはそこを地獄と予言したのよ」「それでも、おめでとうと言える優三の心の根の良さよ」「ここで自分は落ちたにもかかわらず、優しい顔でおめでとうと言える優三の優しさよ。女と対等になることを恐れる大庭夫との差だよね」「前半部クライマックスと言えるヒロイン栄光の瞬間なのに、身近な親しい人々の死屍累々で喜べない朝ドラ、他にあったか」などの声が上がった。果たして優三の今後は。

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