市川猿之助容疑者を送検　車内は布で覆われ、姿は確認できず　「睡眠薬溶かして両親が飲みやすいように」

＜市川猿之助容疑者送検＞原宿署を出る市川猿之助容疑者を乗せたと思われる車（撮影・光山　貴大）
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　警視庁は29日、母親に対する自殺ほう助容疑で逮捕された歌舞伎俳優の市川猿之助（本名喜熨斗＝きのし＝孝彦）容疑者（47）を送検した。今後、父親の死亡に関与した疑いについても調べる。

　29日午前8時半、猿之助容疑者を乗せたワンボックスカーが原宿署を出発。車内は布で覆われ、姿を確認することはできなかった。

　猿之助容疑者の逮捕容疑は5月17日午後～18日午前、自宅で睡眠薬を服用させ、延子さんの自殺を手助けした疑い。

　捜査関係者への取材で「睡眠薬を砕いて水に溶かして両親が飲みやすいように用意した」という趣旨の供述をしていることが判明。警視庁は記事が出ることを知って思い詰めた猿之助容疑者が、17日の家族会議で心中を決意。手元にあった睡眠薬を用いて計画的に犯行に及んだとみて調べている。

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