畑正憲さん愛称「ムツゴロウ」 寝ている姿から、“マンボウ”から…由来さまざま

[ 2023年4月7日 05:05 ]

「ムツゴロウ」畑正憲さん死去 87歳

「東京ムツゴロウ動物王国」内見会で動物たちと戯れる畑正憲氏(中央、2004年7月27日撮影)
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 畑正憲さんの愛称「ムツゴロウ」の由来は諸説ある。疲れがたまると長時間寝続けることが多く、その際に布団を抱え込み枕を胸の下に抱いていた様子が魚のムツゴロウに似ていたというものや、職場に同姓社員が3人おり、畑さんが敬愛する作家の北杜夫さんが「マンボウ」シリーズを書いていたことから「同じ魚だから」とムツゴロウに落ち着いたなど。

 いずれも本人が取材などで語っている。エッセーを連載していた雑誌の編集部が「ムツゴロウ」の名を使い、広く定着したとされる。

 ≪週刊プレイボーイ誌上で追悼へ≫畑さんは週刊プレイボーイで16年1月から「ムツゴロウさんの最後のどうぶつ回顧録」を約7年3カ月にわたって連載していた。最後となったのは先月27日に発売された15号で、ケニアのシマウマ牧場を訪れた思い出やトルコでシマウマと他のウマ科との混雑種ゼブロイドに出合った話をユーモアたっぷりにつづっていた。同編集部はツイッターで「大変ショックです。ご冥福をお祈りします」とのコメントを発表した。17日発売の18号で追悼ページの掲載を予定している。

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