「らんまん」5話で早くも母・広末涼子と別れ…子役熱演 ネット涙「爆泣き」バイカオウレンの花言葉は?

[ 2023年4月7日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」。槙野ヒサ(広末涼子)(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(29)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は7日、第5話が放送され、朝ドラ初出演となった女優の広末涼子(42)演じる主人公・万太郎の母・槙野ヒサが天国に旅立った。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第5話は、万太郎(森優理斗)は病床の母・ヒサ(広末涼子)を元気づけようと、ヒサの好きなバイカオウレンの花を探しに行く。そして、立ち入りを禁じられた山の奥深くへと足を踏み入れてしまう…という展開。

 ヒサは危篤。花を見つけた万太郎は摘んで懐に入れるが、足が滑り、森の中から出られない。姉・綾(太田結乃)と番頭の息子・竹雄(井上涼太)が発見し、救出した。

 万太郎が持ち帰ったのは、バイカオウレンの花とは違った。泣いて悔やむ愛息に、ヒサは「きれいやね。万太郎、春になったら、お母ちゃん、あそこにおるきね。また会おうね」――。

 春。万太郎は裏山の神社へ。寝そべり、花を見つめていると、ヒサの声が聞こえてくる。「咲いたね、万太郎。見えんなっても、ちゃあんと根を張っちゅう。命の力に満ちちゅう…万太郎もね」。そして「さあ望みや。おまんは何がしたいがぜ?」という坂本龍馬(ディーン・フジオカ)の言葉を思い出した。「わしは、わしはこの花の名前が知りたい」――。

 バイカオウレンはキンポウゲ科の多年草。ウメに似た白い花は、万太郎のモデル・牧野富太郎博士がこよなく愛したという。花言葉は「情熱」など。まさに植物への情熱が万太郎に宿った。

 第1週は子役の熱演も光った。SNS上には「朝から爆泣き。メイクする前で良かった」「朝から別れのシーンはつらい。メイクが崩れた」「パーフェクトな初週だったわ」「チビ万太郎をはじめ、みんなの演技が上手すぎて朝から泣くやーん」「(再放送の)『あまちゃん』からの『らんまん』は、感情の振り幅が追いつかない」などの声が続出。視聴者の涙を誘った。

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2023年4月7日のニュース