堀ちえみ、故郷の大阪・堺市でコンサート　“初舞台”と「同じステージに立てる」末娘を思い涙も…

闘病を支えてくれた家族を思い涙を流す堀ちえみ
Photo By スポニチ

　口腔（こうくう）がんなどの手術を受けリハビリ中の歌手でタレント、堀ちえみ（56）が7日、生まれ故郷の大阪・堺市のフェニーチェSACAYでのコンサートを前に意気込みを語った。

　誕生日の2月に行った東京公演に続く記念コンサートで「出産と似ていて1回目（東京）よりもプレッシャーがあります」と話しながら、ガンの手術を後押ししてくれた末娘を思い涙を流した。

　この日のステージには駆けつけられなかった娘だが、ラインで励まし続けてくれたそうで「東京公演は娘が大興奮で、私もライブをやるところまでリハビリを積んできて良かった、と思えました」と声を震わせた。

　堀は2019年に舌がんのステージ4を宣告された。一度はあきらめたこともあったが、娘から「どんな姿でもいいからお母さんには生きていて欲しい」と懇願され舌の6割を切除、再建手術を受けた経緯がある。

　この日コンサートを行うフェリーチェ…は、堺市民会館時代、堀が幼稚園のお遊戯会で踊りを披露した“初舞台”の場。「地元の堺、新しく生まれ変わった会場で、私も今までとは違う姿に生まれ変わって、同じステージに立てるなんて…」と感激していた。