森川ジョージ氏　豪華すぎる漫画家集合飲み会で“原稿料発表会”「割と衝撃の数字が出てくるわけですよ」

森川ジョージ氏
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　「はじめの一歩」の漫画家の森川ジョージ氏（57）が7日までに更新されたテレビ朝日公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」に出演。同局の番組「まんが未知」の未公開トークで自身が開催した漫画家の飲み会での驚くべき秘話を語った。

　お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気と声優の花澤香菜がダブル進行役の漫画愛あふれる人気バラエティー。「国民的レジェンド漫画家」森川ジョージ氏をゲストに招き、森川氏が選ぶ本当にスゴい漫画4冊についてや、漫画家になるきっかけなど熱すぎるトークが繰り広げられた。

　今回の動画では未公開トークが公開され、岩井が交友関係について森川氏に質問。「漫画家は基本的に引きこもりなんですよ」と職業柄「友達は少ない方だと思っていたんですけど」と話し始めた。「ここ2、3年で友達が増え始めた」といい、「この間、僕が集めた飲み会」には「メイドインアビス」のつくしあきひと氏や「ワンパンマン」の村田雄介氏、「Dr.STONE」稲垣理一郎氏、そして「ウチのマガジンの真島ヒロとか瀬尾公治とか寺嶋裕二とか…『カイジ』の福本（伸行）さんとか、いろいろな人が来てたんですけど」とそうそうたるメンバーによる驚きの飲み会の存在を笑顔でぶっちゃけた。

　岩井と花澤が声を上げてびっくりする中、「（その飲み会で）僕がMCやってましたから。（マイクを持つポーズで）“左から自分の原稿料言ってって”とか（笑い）。どうやったら原稿料上がるかとか話し合って。原稿料の交渉の仕方をみんなで話し合おうよ」と会で盛り上がった“議題”を紹介。「まず、皆さんの原稿料を知らなかったらしょうがないから言ってって、と」「割と衝撃の数字が出てくるわけですよ」とニヤリ。「面白かった」と振り返った森川氏は「（原稿料の）上げ方が分からない方が多いんですよ。ベテラン作家さんでも、10年戦士でも知らないんですよ」と漫画の世界の原稿料事情について言及。「聞いていくと“お前、そんない低いの？！”ってところから始まるんですよ。さっき衝撃の数字と言いましたけど、割と低い場合が多い。想定より低い」と驚きの事実を明かした。

　印税や部数については契約書に書かれている場合が多く、そこに明記されている数字は秘密にしなければいけないと、業界のルールを説明し「だけど原稿料は契約書がないんですよ。だから“言って”って言うと嫌々ながら言うわけですよ」と再びいたずらっぽく笑った森川氏。岩井から「何だよ！この生々しい話～」とあきれられ、大笑いの花澤からは「先生、プライベートでロンハーみたいなことやってる！」とツッコまれていた。