長嶋一茂 大谷翔平も違反した“ピッチクロック”に賛成も「日本でいきなり強引にやったら相当賛否出る」

[ 2023年4月7日 11:31 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が7日放送のテレ朝系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。大リーグで今季から採用されている新ルール「ピッチクロック」について持論を展開した。

 前日6日(日本時間)、エンゼルスの大谷翔平が投打両方で違反を取られる事態となった同ルール。試合時間の短縮を目的とし、投手はボールを取ってから走者なしの場合は15秒以内、走者ありの場合は20秒以内に投球動作に入らなくてはならない。違反すると1ボールに。また打者は残り8秒までに打つ準備を整えなければ、1ストライクが宣告される。

 一茂は同ルールについて「個人的には賛成なんです。将来的に」と語った。「(試合時間が)30分以上短くなってるし、エンターテインメント性の確立を考えると、MLBは野球を2時間台にしたいので。いいと思う」としたが、「反面、ちょっと強引だなって面はありますね」とも評した。

 「多分、将来的に日本もピッチクロックを導入すると思う。WBCは多分3年後にピッチクロックのルールでやるから」と推測したが、「日本でいきなりこんな事強引にやったら相当、賛否出ますよ」と指摘。「例えば、まずは1~5回は現行ルール、6回からやってみましょうとか…徐々に。日本は譲歩案、折衷案が得意じゃないですか」と予想した。

 「でもいきなりやるわけですよ、アメリカは。15、20秒ルール以外での審判の判断には大反対。打者が構えてないのに投手が投球動作に入ったら、審判がタイムかければいい。もしくは打者が打席を外せばいい。あと、審判も大谷投手がどこで投球動作に入ったか分かってない。だったら審判がタイムをかけて、大谷投手に“それはどこからが投球動作なんだ?”って確認すればいいのに、いきなり取るっていうのが強引。ここは議論の余地がある」と語っていた。

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