コスプレイヤーみくる澪『ホロライブ』沙花叉クロヱの素材にこだわった手縫いメイド服【コスプレ図鑑】

みくる澪『ホロライブ』沙花叉クロヱのコスプレ写真を公開
Photo By 提供写真

　コスプレイヤーみくる澪さんが『ホロライブ』沙花叉クロヱの自作衣装をTwitterに公開した。 【『ホロライブ』ラプラスの水着はステンシルで柄を入れ自作、ペットボトル製バングルにも注目】

　美しいその衣装の仕上がりに「すっげぇ…。リアルクロエやん」「衣装と靴が似合ってます！ネイルが可愛いです！めっちゃ好き」といった称賛コメントが寄せられている。撮影は超力エル氏が担当した。
　
　イラストがそのまま3次元に具現化されたといっても過言ではないメイド服のクオリティー。みくる澪さんはこだわった素材や縫製テクニックについてこう語った。

　「衣装のこだわりは、一番はハートの金具をボードから自作したことです。コルセットやカフスに付いているアクセサリーの欲しいサイズがなかったため、造型で作りました！100均のEVAボードをハート型の容器を基にくり抜いて、白塗料で染めて再現。リボンとコルセット、カフスで大きさも異なっているので丁寧に造型しました。

　また、猫耳も羊毛フェルトで自作しました。ピアスはネットで一番デザインに近いものを探して猫耳に付けています。ウィッグもこだわっておりまして、ツインテールのように見えて結んではいないコロネの髪型を少しでも再現しようと努力しております。

　ドレスに使った布は白黒のデザインなので｢the コスプレ｣にならないよう、光沢を重視して布を選んでおります。赤チェックは理想のチェック柄生地がなかったため、赤のベロア生地に柄を描いております。

　フリル・レースも自分なりに厳選し、沢山つけて高級感を出そうと思ったのですが、少しボリュームを出しすぎてしまったかなと思っております。シャーリングは、フリルを自作すると端処理に時間がかかると判断したため、出来合いのフリルリボンを使用しました。

　ベルト部分は合皮を使っています。後ろの腰リボンは立体感を再現するため針金を入れており、浮遊感を出すことができます。このメイド服を作るときに、ミシンが壊れてしまい、衣装は全て手縫いで作りました。時間がかかったり縫い方が荒かったりしています。完全に独学で自己満足で作っているため改善点は多々あるのですが、頂いた写真を見る限り満足度は高いです！」

　ハートの造型やフリルをふんだんに使ったシルエットに、生地にこだわった“リアル志向”メイド服。とても手縫いで仕上げたとは思えないほどの高い次元の縫製テクニックに脱帽だ。