ハナコと鳥谷敬氏がスカパー!の野球放送をPR 鳥谷氏が佐々木朗希と対戦するならどう攻略する?

[ 2023年3月23日 14:30 ]

スカパー!のプロ野球放送のPRイベントに登場した、左から、ハナコの菊田竜大、秋山寛貴、岡部大、野球解説者の鳥谷敬氏
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 お笑いトリオ「ハナコ」と野球解説者の鳥谷敬氏が23日、都内で開かれたスカパー!のプロ野球番組のPRイベントに出席した。

 WBCでの侍ジャパンの世界一奪還から一夜明け、ハナコの3人はまだまだ興奮冷めやらぬ様子。菊田竜大は「やっぱ村上かなあ。叩かれたりして、日本を背負うって相当苦しいと思う。それを跳ね返して(準決勝の)サヨナラね」と村上の活躍をたたえた。

 鳥谷氏は「大谷選手で始まって、最後に投げないと思ってたところで投げて、チームメイトから三振を取って」とドラマのような展開に感動した様子。大会を通じて心に残ったのも大谷選手の表情だった。先発登板した準々決勝イタリア戦では、気合いたっぷりに一球ごとに声を上げながら投球。メキシコ戦では窮地の9回に二塁打を放ち、チームを鼓舞。優勝が決まると雄叫びを挙げた。「いろんな表情を見られたのが魅力的だった」と語った。

 鳥谷氏は2013年の第3回大会に出場。負けたら敗退の台湾戦の9回2死から決死の盗塁を決め、チームを逆転勝ちに導いたことが有名。相手投手のクセを完璧に盗んで決めた盗塁だったことを明かし「サインも出てなかったので、チームメートも走ると思ってなかった」と話した。一方で「もう1回その場面があっても走らない。怖さを知ってるから」と笑った。今大会でも同様のケースがあり、韓国代表のエドマンが9回2死から盗塁を試みたが失敗。「“鳥谷失敗”と話題になってた。アウトだったら怖い」としみじみ語った。

 WBCが盛り上がったことで、今季のプロ野球でも侍ジャパンの選手たちの活躍に注目が集まる。鳥谷氏は「優勝した達成感が残ったままシーズンに入っていく。仲間が敵になっていく」と見どころを説明。自身も代表の頃は仲間が敵になることを経験しているため「野手とはご飯に行ったりしたけど、投手はガチンコで対戦するから別物。野手と仲良くしたくない投手もいます」と話した。

 鳥谷氏の注目はロッテの佐々木朗希。WBCでも160キロ超のストレートで相手を翻弄(ほんろう)した。鳥谷氏は「けがをしなければ15勝。最多勝争いをすると思う」と予想。ハナコからストレートのすごさについて「何キロぐらいから速いと感じるんですか?」と質問されると「ストレートは150キロを超えると速い。でもまっすぐだけだと宇津選手はいっぱいいる。そこに変化球があるから」と説明。佐々木については「150キロのフォークは速いのに落ちる。それに横の変化もある」と解説。もし自分が対戦するなら「まっすぐだけひたすら待つ」と攻略法を明かした。

 ハナコはイベント中には自身の二刀流についてトーク。秋山寛貴は「スマホとiPadの二刀流」で「ネタを書くときもスマホとiPadのどっちでも欠いてるので、混乱することがある」。菊田は「芸人とパパの二刀流」と言うと、「いっぱいいるよ」とツッコまれた。一方、岡部は「芸人と侍の二刀流」。現在、NHK大河ドラマ「どうする家康」に出演中で「ちょいちょい江戸時代にタイムスリップしてます。侍ジャパンもいいけど、こっちの侍も見てもらえたら」とちゃっかりPRした。

 ハナコはスカパー!のプロ野球放送のCMに出演。

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2023年3月23日のニュース