杏里が名曲14曲を熱唱 ビルボードライブ東京で歌う理由「若手にライブで成長してもらいたい」

[ 2023年3月24日 00:00 ]

東京・六本木のビルボードライブ東京でライブを行った杏里
Photo By スポニチ

 歌手の杏里(61)が23日、東京・六本木のビルボードライブ東京でライブを行った。

 「WBCの盛り上がりの余韻もありますけど、みんな盛り上がってくださいね」と笑顔であいさつ。生バンドのジャジーなサウンドに乗せて、普段のホールのライブとは異なる、自身がここで歌いたいと選んだ14曲を披露した。

 「CAT’S EYE」では客席の通路を歩いて歌い、観客は大盛り上がり。立ち上がって踊り出す人もおり、続く「悲しみは止まらない」では観客の大合唱が起こった。本編ラストの「オリビアを聴きながら」では空気が一変、しっとりとした歌声で聴かせた。

 六本木の東京ミッドタウン内にあるビルボードライブ東京は、飲食しながら音楽を楽しめるラグジュアリーなライブレストラン。ステージと客席が近く、生バンドの演奏を直に味わえる。杏里は2009年から毎年公演してきたお気に入りの会場だ。

 「私のライブの原点であるライブハウスがなくなっていってしまって、時代もあると思うけど、それと同時に若手のミュージシャンたちも育たなくなって。とにかく若手にライブで成長してもらいたい、私自身がそうだったので、“ぜひ毎年やらせてください”とスタッフを通してお願いしたところ、OKしてもらった」と振り返った。お酒を飲んで高揚したファンを見て、水を飲む際に「本当はワインを飲みたい」と言って笑った。

 45周年イヤーの今年は7月から記念ツアーを開催する。

続きを表示

2023年3月23日のニュース