羽鳥慎一アナ 大谷翔平の決勝戦前“名言”に感動 「数年後、道徳の教科書に載ってもいいと思う」

[ 2023年3月23日 09:33 ]

羽鳥慎一アナウンサー
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 羽鳥慎一アナウンサー(51)が23日、司会を務めるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。大谷翔平投手(28=エンゼルス)が第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝・米国戦前に「声出し」で話した内容を絶賛した。

 野球日本代表「侍ジャパン」は21日(日本時間22日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で米国との決勝に臨み、3-2で米国を下して09年の第2回大会以来、3大会ぶりに頂点に立った。大谷は「3番・DH」で先発出場。9回のマウンドに上がり、メジャーで同僚のマイク・トラウトから三振を奪って勝負を決めた。14年ぶりの世界一に導き、MVPも獲得した。

 大会中は選手が日替わりで、試合前円陣で「声出し」。士気を高めていたが、決勝戦前は大谷が担当。ロッカーでナインを前に「憧れるのを、やめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、センターみたらマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球やっていれば誰しもが聞いたことがあるような選手たちがいると思うんですけど、今日一日だけは、やっぱ憧れてしまったら超えられないんで。今日、超えるために、トップになるために来たんで。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ、行こう!!」とチームの士気を高めた。

 番組ではこの様子を映像で紹介し、羽鳥アナは「数年後に道徳の教科書に載ってもいいと思う。相手をリスペクトしながら、自分たちの気持ちも高める。相手をつぶしてやろうぜ!っていうことはないですもんね。リスペクト全開。でもそれは今日だけはやめましょうと」と感動した様子。解説の五十嵐亮太氏も「生きるために大切なことというか…人生を教えてくれるような」と関心し、ゲストの長嶋一茂も「いろんな方が胸を打たれたと思う」とうなずいた。

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2023年3月23日のニュース