元埼玉県警・佐々木成三氏　ガーシー容疑者に旅券返納命令に「どこに逃げるのか、その国によっては…」

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　元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏が23日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）にリモート出演。参院で除名となり、警視庁が暴力行為法違反などの疑いで逮捕状を取ったガーシー（本名・東谷義和）容疑者（51）について、外務省が同日、旅券返納命令を出したことについて言及した。

　期限は4月13日で、応じなければ旅券は失効する。警察当局は国際刑事警察機構（ICPO）を通じて国際手配する方針。ガーシー容疑者を巡っては、警視庁捜査2課が16日、インターネットの動画投稿サイトで、俳優の綾野剛（41）らを脅迫したなどとして、暴力行為法違反（常習的脅迫）や名誉毀損（きそん）などの疑いで逮捕状を取得。海外に滞在しているため、警察当局は外務省に旅券返納命令を出すよう要請していた。ガーシー容疑者はSNSで配信した音声で「一生帰国しない」「お引っ越しします。引っ越し先は誰にも言わない」と主張している。

　MCの宮根誠司が「旅券返納命令が来月の13日なので、そこまでに旅券を返納する、つまり来月13日までは期限があるわけですよね。そこで捜査当局としては1番気にかけているところは第三国への出国ってことになってくるんですか？」と聞くと、佐々木氏は「これが1番予測されることで、1番拘束するのが難しくなる。どこに逃げるのか、その国によっては、被疑者の引き渡し条約のない国ですね、そういった面においては強制送還するところが難しくなるような国に逃げられるということは、警察もかなり恐れていると思いますね」と自身の見解を述べた。