東京ど真ん中の別天地!? 「赤坂サウナ祭り」体験レポート

[ 2023年3月23日 12:00 ]

都心で開催中の「赤坂サウナ祭り」
Photo By スポニチ

 TBSの「赤坂サウナ祭り」(4月2日まで)が港区・赤坂のSacas広場で好評開催中だ。同社の新規事業プロジェクトから生まれた、東京都心では史上最大級の屋外サウナフェス。今回はスポニチのサウナー有志による体験レポートを報告する。

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 「赤坂サウナ祭り」ではTBS本社屋のおひざ元で、車体を改造した5つの移動式サウナや2種類の温度を用意した水風呂などを楽しめる。週末には有名アウフギーサーたちが駆けつけて熱波を届けてくれることもあり、いちサウナーとしてはワクワクしながら水着になって会場に足を踏み入れた。

 移動式サウナで1番かわいらしかったのは、BS-TBSで放送されていた『旅するサウナ』でおなじみの「旅するサウナ号」。3人も入ると肩を寄せ合うくらいのコンパクトさだが、室温は”熱めのサウナ”。タワーサウナの最上部にいるのかと思うくらいの熱効率を体感した。焼けた石にアロマ水を浴びせると、蒸気が勢いよく立ち上る。ジュワァ~という快い音を間近で聞けるのもならではで、フェイスタオルを回すと即席のセルフロウリュが完成した。

 引退した路線バスの車両を改造した「サバス」、氷点下30度のアイスサウナの“二刀流”を楽しめる4トン冷凍トラックをベースにした「SAUNA FREEZER」の2台も見逃せない。「サバス」は降車ボタンを押すとロウリュが始まるなど、遊び心満載となっている。外見はバスそのもので、一般道路を走行中にすれ違ってもサウナだとは気づかないかもしれないほどだ。「SAUNA FREEZER」は薪(たきぎ)サウナとなっており、フィンランドのサウナ小屋のような佇まいをしている。木組みの高級感あふれる門構えから扉を入ると、暗がりの上質な空間が待っている。ストーブは炎のゆらぎが見えるタイプなので、安らぎを感じていると瞬く間に時間が過ぎていく。もうひとつの醍醐味である氷点下30度のアイスサウナは車両前方から入場する。すべての熱を奪おうと冷気が襲いかかってきて体から湯気が立ち上る。この寒暖差からの外気浴がたまらない。

 入場にあたってはタオルとガウンが用意されている。個室シャワー、ドライヤー、各種アメニティーセットもあり、充実したホスピタリティで“都心で気軽に手ぶらのサウナ”を楽しめるのが最大の魅力だろう。東京・赤坂のど真ん中、TBS社屋を見上げながら”ととのう”恍惚感は、この春だけの極上体験だ。

【イベント詳細】
イベント名:赤坂サウナ祭り
開催期間:3月18日-4月2日
※3/22・26・29、4/1はレディースデーで女性のみ利用可。それ以外の日程は男性のみ利用可。3/23・30は休日
営業時間:平日14:00-22:00/土・日・祝日10:00-18:00
開催場所:港区・赤坂サカス Sacas広場
チケット:平日 男3000円・女2800円/土・日・祝日 男3500円・女3300円
注意事項:未成年は入場不可

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