桂翔丸、春風亭吉好、柳亭明楽が真打昇進披露記者会見 吉好「寄席にアキバの風を吹かせられたら」

[ 2023年3月7日 12:40 ]

真打昇進披露記者会見を行った(左から)柳亭明楽、春風亭吉好、桂翔丸
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 落語家の桂翔丸(42)、春風亭吉好(42)、柳亭明楽(39)が7日、都内のホテルで真打昇進披露記者会見を行った。

 翔丸は小噺からヒントを得て新たな古典落語を創作しているといい「“小噺掘り起こしおじさん”と覚えてもらいたい」とアピール。「新古典を作り上げていきたい」と決意を語った。

 吉好は落語会きっての漫画、アニメ、ゲームヲタクで、「“ヲタク落語”をやらせてもらっている。寄席に江戸の風じゃなくてアキバの風を吹かせられたら」と意気込んだ。

 明楽は「(頭の中が)真っ白でございます」と緊張の面持ちであいさつ。「寄席の舞台は戦場。戦場に手ぶらで上がる勇気だけは買っていただきたい」と話した。

 落語芸術協会会長の春風亭昇太(63)は「若手がすごく頑張ってくれていて、頼もしい後輩がどんどん出てくれている。若手に刺激を受けて僕も頑張らないと。協会全体が盛り上がっている」と喜んだ。

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2023年3月7日のニュース