「個人的チャレンジ」　Z世代に向けてLHIに楽曲提供したゴスペラーズ黒沢薫の思惑とは

男女混声ボーカルグループ「Love　Harmony’s，　Inc」
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　男女混声ボーカルグループ「Love　Harmony’s，　Inc」（LHI）が結成してから初となる、オリジナル楽曲のみで構成した2ndフルアルバム「7th　chord」を7日リリースした。

　オリジナルアルバムは、ゴスペラーズの黒沢薫（51）が作詞、作曲、プロデュースを手掛けた「Love，　Harmony」を含む全12曲。黒沢は「カバーでなく、オリジナルのアカペラ曲が欲しい、との依頼を受け、プロデュースしました。楽曲制作の前に彼らのライブも観せてもらい、7人の歌声、雰囲気、関係性、ファンとの距離感などを確かめた上で曲作りしました」と語る。

　TikTok発や、YOASOBIのような新しい次の音楽がブレイクしている昨今、どのようなコンセプトで考え、Z世代とも言われる世代に向け楽曲制作＆プロデュースをしたのか？との問いかけには、「世代の事は…あまり考えていません。僕自身、そもそも世代間の距離を感じない図々しいタチなのもあります（笑い）。ただ、LHIの名刺代わりになる曲を。そして彼ら自身が表現する事で輝きを増す楽曲を、と考えました。個人的には色々チャレンジができて楽しかったです」とし、「『Love，　Harmony』という楽曲がどのように羽ばたくのか、そして彼らがライブでどうパフォーマンスしてくれるのかがとても楽しみ」と熱く語った。

　一方、バラエティ番組に多数出演するなど活躍中のLHIのメンバー・島太星（25）は「黒沢さんと音楽を一緒に作れるなんて夢のようでした。ゴスペラーズの皆様のようなハーモニーを奏でたいと動画など拝見していたので、まさかご本人様と、という気持ちです。『Love，Harmony』はメンバー1人1人を本当に思ってくれた素敵な楽曲になっており、ライブで歌うのが本当に楽しみです。ぜひいっぱい聞いてください！」と語った。