次期朝ドラ「らんまん」宮野真守、三山ひろし、鶴田真由が朝ドラ初出演 新キャスト豪華8人発表

[ 2023年3月7日 10:01 ]

宮野真守
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 俳優の神木隆之介(29)が主演し、4月3日にスタートするNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の新たな出演者が7日、発表された。神木演じる主人公・槙野万太郎が出会い、その運命に大きな影響を与える人たち「物語の鍵を握る人々」。幕末の志士・坂本龍馬役で出演する俳優のディーン・フジオカ(42)はじめ、豪華メンバーがそろった。

 高知の自由民権運動家で、進むべき道に迷う万太郎に自由とは何かを語る早川逸馬役に声優の宮野真守(39)、高知の呉服商「仙石屋」の主人に演歌歌手の三山ひろし(42)、植物学雑誌発刊のため石版印刷技術を習得しようとする万太郎を受け入れる「大畑印刷所」の工場主・大畑義平の妻・イチを女優の鶴田真由(52)が演じる。それぞれが朝ドラ初出演となった。

 土佐の漁師だったが、遭難してアメリカに渡った中濱万次郎(ジョン万次郎)を歌手で作曲家の宇崎竜童(77)、東京大学植物学教室の初代教授・田邊彰久を俳優の要潤(42)、同教室の助教授・徳永政市を俳優の田中哲司(57)、「大畑印刷所」の大畑義平を俳優の奥田瑛二(72)が演じる。

 「らんまん」は現在放送中の「舞いあがれ!」に続く朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。


 ▼宮野真守 早川逸馬のシーンは、民衆に訴えかける、派手で情熱的な演説が印象的ですが、普段は冷静でクレバーな部分があり、そこにもカリスマ性を感じられるようにと、監督と相談し合いながら進めていきました。現場では、万太郎役の神木隆之介くんが、天使のような笑顔で迎え入れてくれたので、終始楽しく撮影させていただきました。みなさまの心にも残る存在になれたら嬉しいです。どうぞ、放送を楽しみにお待ちください。

 ▼三山ひろし ふるさと土佐弁でイケるということで少しは安心しましたが、方言指導の先生に分かりやすく伝わるようご指導いただきました。撮影でのエピソードですが松坂慶子さんと同じ画面に映っているというだけでも光栄な事なのにお互いにせりふを交わし合う事ができた、という事が私の人生において大変な誉れであると感動しました。松坂慶子さんという大女優のオーラと優しさと威厳をすごく感じる撮影でした。この連ドラを通して高知県の素晴らしさを皆様に知って頂きより多くの方々に高知に来て頂きたいと願っています。皆様ぜひ「らんまん」をご覧ください。三山ひろしも出ちゅうぜよ!

 ▼鶴田真由 台本を読むたびに、そこには笑いあり涙ありの素敵な人間模様が描かれていて、それを素晴らしい役者さんたちと共に演じられることがとても楽しみです。今回の役は東京で印刷所を営む奥田瑛二さんふんする大畑義平の妻・イチです。葛藤がありながらもひょうひょうと自分の道を歩み続けている神木さん演じる槙野万太郎とは対照的に、イチはぶっきらぼうですが熱く人間味がある、そんなチャキチャキの江戸っ子です。その対比を夫役の奥田瑛二さんと共に面白おかしく作り上げていきたいと思っています。楽しみにしていて下さい。

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