綾小路翔 高校進学を決意した理由 地元にライブハウス設立へ、ならではの交渉術に鶴瓶「すごいな」

[ 2022年12月10日 15:21 ]

「氣志團」の綾小路翔
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 人気ロックバンド「氣志團」のボーカルの綾小路翔(年齢非公表)が9日放送のTBS「A STUDIO+」(金曜後11・00)に出演。高校進学を決意した動機を明かした。

 綾小路にとって、ヤンキーとは「かわいい生き物だなって思うんです。言っても学校好きなんですよ。遅刻したり途中でサボって帰ったりするんですけど。制服を着るんですよ。ちょっとだけ改造して、フォーマットをちょっとはみ出して暮らす人たちで。行事とかも目立ちたいんですよね」と苦笑。

 「中学3年の時、学校の学園祭でバンドができなくなったんです。先輩が暴れちゃったこともあって。僕は学園祭でライブするのが夢だったんですけど、それがかなわなくて初めて高校に行こうと思った。学園祭でライブをやらずに死ねないと思って。志の低いバンドマンで。それでちょっと授業に出るようになって」と学園祭でバンドがやりたいがために高校進学を目指したことを明かした。

 同級生らを取材したMCの笑福亭鶴瓶から「勉強できたって言ってたで」と言われると、「そもそも僕らの仲間で高校進学したの3人ぐらいしかいないんですよ。僕が全日制に行けた人間なので、未だにお前はインテリだもんなあって言われるんですけどそんなことないよって」と謙そんした。

 当時から今までもミュージシャンを見つめる目は変わっていないという。2003年から開催しているロックフェス「氣志團万博」には、これまで矢沢永吉ら数々のレジェンドミュージシャンが出演しているが「同じミュージシャンという感じではなくて中学生みたいな気持ちなんです。みんなスターだと思って見てるので。すごいなあって。調べるのも楽しい。ほんとは裏方の方が向いてると思うんですよね。一人代理店みたいな感じで。学生時代から自分でイベントを立ち上げたりするのが好きなんですよね」と交渉事やプロデュースが性に合っているようだ。

 かつて「ライブハウスとかクラブが地元になかったので、毎日いろんな町の物件見てまわっていて。ここいけそうだなと思っても僕が行くと変な格好してるので、奥さんが全然話聞いてくれなかったりしたんですけど、僕の友達にものすごいマダムキラーみたいなイケメンがいて。一緒に行ったら、そいつがうまいんです。マルチーズ抱いたママが、最終的には照明とかステージとか作ってくれて、後輩たちがライブする現場になっていった」と綾小路ならではの交渉術を明かすと、MCの笑福亭鶴瓶は「すごいな、それ」と驚いていた。

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2022年12月10日のニュース