宇梶剛士「劇団600歳の会」還暦10人貫禄舞台 70歳での3回目開催に早くも意欲

[ 2022年12月10日 05:02 ]

上映中の「劇団600歳の会」。左から3人目が宇梶剛士
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 俳優の宇梶剛士(60)がリーダーを務める「劇団600歳の会」の舞台「迷惑な季節 ~おそらく諦めきれない数々のわたし達~」が東京都世田谷区の下北沢ザ・スズナリで上演されており、名前の通り、深沢敦、山西惇、小川菜摘ら今年還暦の10人が出演している。スポニチ本紙の取材に応じた宇梶は「赤ちゃん返りパワーで頑張ってます!」と話した。

 前身は10年前に旗揚げした「劇団500歳の会」。宇梶が47歳の時、山西と深沢と3人で「50歳のタイミングで、一暴れしたい」と盛り上がったのが始まりだった。2012年、50歳の役者10人で舞台を上演。そして節目の60歳を機に再始動した。10年後には“700歳の会”となるが「その時には生きてるか分からないけど、やれたらいいね!」と豪快に笑い飛ばした。

 酒の空き缶が散らばったアパートの一室を舞台に、10人がなぜ集まったのか思い出せない中で話が展開する。「笑えてシリアスで歌も踊りもある。圧縮して詰めた、おもちゃの缶詰のような作品です」とアピールした。舞台は11日まで。

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