天才ピアニスト「THE W」優勝で6代目女王 昨年準Vの雪辱にますみ号泣「ホンマにうれしい」

[ 2022年12月10日 21:50 ]

「THE W 2022」に出場した天才ピアニスト
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 女芸人No・1決定戦「THE W 2022」の決勝が10日、日本テレビ系で生放送され「天才ピアニスト」が優勝。史上最多となるエントリー735組の中から6代目女王に輝き、賞金1000万円を獲得した。

 ボケ担当のますみ(35)、ツッコミ担当の竹内知咲(30)による2人組で芸歴7年目。吉本興業所属。昨年、初めての決勝で惜しくも準優勝だった「天才ピアニスト」はBブロックで圧倒的な強さを見せた。

 今年は審査員6票と国民投票の1票で勝敗が決まる勝ち残りノックアウト方式。Bブロックのトップバッターで「ケンカをつまみに酒を飲む」ネタのコントを披露し、爛々に7―0、スパイクに7―0、フタリシズカかりこるにも7―0と全て“完封勝ち”で勝ち進んだ。

 最終決戦では2番手で登場し「夫婦げんか」をテーマにしたコントを披露し、スタジオの爆笑をさらった。紅しょうが、ヨネダ2000と争った最終決戦は天才ピアニストが4票を獲得し、見事初優勝となった。

 昨年の雪辱を果たし、竹内知咲は手を叩いて喜んだ。一方で、ますみは「ホンマ悔しかった。この1年単独ライブ毎月やって。ネタ磨いて。ホンマにうれしい」と号泣した。

 審査員の川島明は「ますみさんも良かったけど、今日は竹内さんのキレ味がとんでもなかった」と称賛した。

 これまで10組だった決勝進出者は、今大会から12組に増枠された。4組ずつの3ブロックに分けて戦い、それぞれの1位が優勝をかけて戦う。Aブロックから「ヨネダ2000」、Bブロックから「天才ピアニスト」、Cブロックから「紅しょうが」が最終決戦に進出した。

 決勝「ファイナリスト」12組は、Aブロックが(1)TEAM BANANA(2)ヨネダ2000(3)さとなかほがらか(4)Aマッソ。Bブロックが(1)天才ピアニスト、(2)爛々(3)スパイク(4)フタリシズカかりこる。Cブロックが(1)河邑ミク(2)エルフ(3)紅しょうが(4)にぼしいわし。審査員は「麒麟」川島明(43)、「アンガールズ」田中卓志(46)、「笑い飯」哲夫(47)、友近(49)、「ドランクドラゴン」塚地武雅(51)、「マヂカルラブリー」野田クリスタル(36)の6人が務めた。

 同大会は、プロ、アマ、ジャンル、芸歴や年齢を問わず「一番面白い女性芸人を決める」がコンセプト。歴代優勝者は以下の通り。

 【過去の優勝者】
第1回(2017年)ゆりやんレトリィバァ(参加636組)
第2回(2018年)阿佐ヶ谷姉妹(参加606組)
第3回(2019年)3時のヒロイン(参加627組)
第4回(2020年)吉住(参加646組)
第5回(2021年)オダウエダ(参加700組)
第6回(2022年)天才ピアニスト(参加735組)

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2022年12月10日のニュース