ロザン菅「公園廃止」に持論「“子供は宝”とみんなが思うってのは違う」“グレー”な解決がいい

[ 2022年12月10日 19:50 ]

ロザンの菅広文(左)と宇治原史規

 お笑いコンビ「ロザン」が、10日までにYouTubeチャンネルを更新。菅広文(45)が、長野市内の公園が「子供の声がうるさい」などの1軒の住民の苦情で、来年3月に廃止が決まった過程と、それに対する批判に持論を述べた。

 子供は大好きだという菅だが、もっといい解決方法がなかったのかと切り出した。「“子供は宝、子供は天使”とみんなが思うってのは違う。全部許容すべきだという論調でいっても解決しないと思う」とした。続けて「近隣の方の立場に立った場合、いろんな時間に仕事している人がいて、お昼の睡眠時間を削られたら仕事に影響する人もいる。市とか入ると、白、黒ってなってしまって断腸の思いだったのだと思う。例えば、何曜日の何時から何時までは使っていいよ、とか、“グレー”を探したのかなと。そこをもうちょっと話したらよかったのにな」と話した。

 そして「そもそも、その公園があるから近隣に引っ越した方も多分いると思う。(廃止で)遊ばれへんの、と。(批判には)これが影響しているという部分があって、要は大人が、子供がはしゃいでるときに“うるさい”って言いにくい世の中になっている。抗議してる人もそこまで悪い人なのかなと。グレーってのは、うるさかったら“ちょっとうるさいからトーン落として”って言えるかどうか。俺らの子供の時にはそれがあった。今言われへんやん。親が一緒におる時に、注意に対して“(親が)すんません”って、なれる今?“公園で遊んでるのに、うるさい人来たわ、ツイッター書いとこ”みたいな。ポイントはそこだと思う」とした。

 宇治原は「当事者同士でやってた時のような、中間を取った答えを出した方がいい。第三者が入ったら、“子供は禁止”か“子供は宝”のどっちかのジャッジしかなくなる」と応じた。さらに「例えば電車で”子供の泣き声で嫌な顔された、だから子供が増えない“とか、少子化問題はそこじゃない気がする。少子化問題で間違った議論がされている」とした。

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2022年12月10日のニュース