「氣志團」綾小路翔 大親友の大物ミュージシャン 「一緒に海外旅行したり、男闘呼組のライブ行ったり」

[ 2022年12月10日 13:21 ]

「氣志團」の綾小路翔
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 人気ロックバンド「氣志團」のボーカルの綾小路翔(年齢非公表)が9日放送のTBS「A STUDIO+」(金曜後11・00)に出演。「GLAY」のTAKUROとの親交を語った。

 TAKUROは「氣志團」のデビュー当時からの大ファンで、綾小路は「氣志團万博にも出ていただいて。それこそ20年以上、公私ともに仲良くしていただいて。一緒に海外旅行して。トルコのカッパドキアで待ち合わせとか」と現地待ち合わせして旅行したことも。「最近も男闘呼組のライブに一緒に観に行ったり」と現在に至るまで交流が続いている。

 綾小路の「グループのリーダー論」をGLAYにも取り入れるなど仕事仲間としても情報交換しているといい、「僕も数少ない仕事のことを相談するお兄ちゃん的存在。僕なんかがおこがましいですけど大親友だと思ってます」と語った。

 TAKURO曰く綾小路は「数少ない親友の一人。僕の中では天使枠」という。初めてご飯に行った時、初対面のTAKUROを40分待たせたことがあったが「タクシーにTAKUROの誕生日プレゼントを忘れて追っかけていたのが理由」だったと明かして笑いを誘った。スタジオでは「正直、当時風呂なしアパートに住んでましたから、そんな男が何を贈れるんだと。それで自分で声を入れる目覚まし時計を買いまして。初対面で、神様のようなTAKUROさんに。“ゲットアップ!TAKURO!”って声を入れたんですよ。それをすっかり置いたまま、お金払ってタクシー降りて。目覚ましだけなら別にいいやって話なんですけど、あの声が入ってるから恥ずかしいなと思って。追いかけてるうちにわからなくなっちゃって」とまさかの顛末を明かした。それでもTAKUROは心意気に感激したといい、それ以来親友となった。

 「僕らはデビューがシングルとかアルバムじゃなくてVHSビデオなんです。各2万本限定で作られたビデオ3部作だったんですけど、そのうちたぶん20セットくらいはTAKUROさん全部個人で買ってくださっていて」と感謝。TAKUROは、現在の妻である岩堀せりと初デートの帰りにおすすめとして渡したほどだった。ラルクアンシエルのHYDEからも「“TAKUROに、これだけはHYDE君、見てくれってビデオを渡されて、それで初めて氣志團知ったんだよ”って言われまして。けっこうな著名人に配ってくださってたんです」と恐縮しきり。

 「僕らは基本オマージュだらけ。まったくオリジナリティがない。ただ、世の中は好きな物であふれてるのでそれを僕たちがやったらどうなるかと試してるだけなんです」と謙そん。TAKUROからも楽曲提供を受け「TAKUROさんからの答えなんだなと。稀代のヒットメーカーで、言ったらロックをポピュラーにした人だからそういうのが来るかと思ったら全編ポエトリーリーディングのインストの楽曲でひたすら喋るという…それは我々がインディーズ時代にやってたことで。僕たちは歌物がなくて、インストゥルメンタルの演奏するだけのバンドだったんです。そこにメンバーが増えて、僕はギターだったんですけどやることがなくなちゃって。じゃあしゃべるかと。それを違和感として皆さん面白がってくれてたみたいな。TAKUROさんはそこに氣志團のオリジナリティーを感じたのかなと思います」と、氣志團ファンらしい原点に立ち返るような楽曲に感動したことを明かした。

 ともに地元の仲間とバンドを結成するなど共通点は多く、仕事仲間である前に友達関係という仲の難しさに悩んでいた時も「一発で解決してくれた」と感謝していた。

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2022年12月10日のニュース