ひろゆき氏、岸田首相側近を質問責め 息子の秘書官起用に「官僚より優秀だというエピソードは?」

[ 2022年10月15日 18:40 ]

「ひろゆき」こと、西村博之氏
Photo By スポニチ

 2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(46)が14日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にリモートで生出演し、同じくリモート出演した武井俊輔外務副大臣と舌戦を展開する場面があった。

 霊感商法などが問題視される世界平和統一家庭連合(旧統一教会)へ調査のメスが入らない件について、ひろゆき氏は「文部科学大臣の権限で調査することは可能だと思うんですが、それを一切しないというのはどういうことですか?」と武井氏に疑問をぶつけた。

 武井氏が「文科省でも様々な取り組み、対応をしていますから」と返すと、ひろゆき氏は「取り組み、対応をしていないから僕、聞いたんですけど、何かしているんですか?」と再び突っ込んだ。

 これに対し、武井氏は「今現実に苦しい思い、厳しい思いをされている方がいらっしゃるわけですから、まずここをきちんと手当をしていく、対応していく、こういったことが二度と起こらないようにしてくということに取り組む、これに尽きる」と、今後の取り組みについて説明。しかし、ひろゆき氏は「具体的に文科省が旧統一教会にやったことをおっしゃって下さい」と質問を繰り返し、その後も話は堂々めぐりとなった。

 岸田文雄首相が政務担当秘書官に長男の翔太郎氏を起用した件についても、バトルが繰り広げられた。岸田派で首相の側近でもある武井氏は、「大変、適切なアドバイスや指導をいただきまして、極めて有能な方」と評価した。しかし、ひろゆき氏は「官僚の中にもその分野をずっとやっている方がいると思います。その人たちよりも翔太郎さんが優秀だというエピソード的なものはありますか?」と疑問視。「一般的には、とりあえず支持率下がりまくってるけど、息子を秘書にしてもこれ以上は下がらないよねみたいな、そういうレベルに見えちゃってる」と、やや意地悪な見解も付け加えた。

 武井氏は「翌日には資料をまとめて、私に届けてくれたりということもあり、行動力と分析力が高い」などと説明。「少なくとも総理がどういう方を近くに置くことが、自分自身が最もパフォーマンスを発揮できる、政権として役割を担えるということで、秘書官を置くわけで、私は十分それに値する人物だと(思う)」とした。

続きを表示

2022年10月15日のニュース