ひろゆき氏 あいさつ不要論の若者急増に私見「敵だと思われるのはデメリット大きい」

[ 2022年10月15日 20:40 ]

「ひろゆき」こと、西村博之氏
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 2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(46)が14日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にリモートで生出演し、あいさつをめぐる議論に私見を語った。

 コロナ禍でリモートワークやフレックスタイム制が進んだことも影響してか、若い人の間であいさつやその強要を嫌う意見が増えている。番組では、「新入社員にあいさつしたら、“友達でもないのにあいさつをなぜするのですか?”と真顔で言われた」と困惑するSNSの声も紹介した。

 ひろゆき氏は米アーカンソー州の大学に留学していた当時の経験談を披露。「道端で通り過ぎる時でも、必ずあいさつするんですよ。自分たちが敵じゃないですよというアピールをしないと、逆に不安になる」と、米国らしい考え方を解説。さらに「エレベーターとかで乗り合わせる時も必ず雑談するんですよ。それと比べると、日本はまだまだ全然ましだなと思っています。敵だと思われるのはデメリットが大きいので、あいさつはありでいいんじゃないかな」とも話した。

 平石直之アナウンサーから「ひろゆきさんは年下にも敬語ですもんね?」と返されると、ひろゆき氏は「基本的には敵作るのが嫌なので」と説明。出演者たちから「敵だらけですよ!」と猛ツッコミを受けていた。

 番組には、あいさつやその強要に反対という男性2人がリモートで出演。うち1人は、学生時代に教師からあいさつを強要され、あいさつ嫌いになったエピソードを披露した。

 すると、ひろゆき氏は「強要の仕方によるだけだと思う。先生が脅してきたとか、先輩が脅してきたとかは、脅すのが良くないよねという話で、あいさつの是非とは関係ない気がする」と持論を展開。「会社員として、“この人はうちとなじめるかな?”と見る時に、入ってくる時に一言もあいさつしないとなると、話せば何かしらの理論とか理由があるかもしれないけど、おかしな人が来たから、“とりあえずこの人はやめとこう”で終わっちゃうんですよ。損するんじゃないかな?」とも話した。

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2022年10月15日のニュース