杉村太蔵 水際対策緩和でインバウンドに期待も「心配しているのは地方のキャッシュレスの遅れ」

[ 2022年10月12日 13:30 ]

杉村太蔵
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(43)が12日、コメンテーターを務めるテレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。海外からの旅行客に対する水際対策が1日当たりの5万人の入国制限を撤廃するなど大幅に緩和されたことについて言及した。

 番組では11日、成田空港などは多くの訪日客でにぎわった様子を伝えた。これまで訪日客に義務づけていた短期滞在ビザの取得はコロナ禍前と同様に68の国・地域は免除とする措置を再開。入国時にワクチン3回接種か陰性の証明が必要だが、コロナ検査は原則撤廃した。野村総合研究所は訪日客増に伴う経済効果は23年で2兆1000億円と推計。歴史的な円安を背景に訪日客の爆買い復活が期待されている。

 杉村は「このインバウンドはほんとに期待ですよね。2019年の時の為替水準は確か1ドル110円台ぐらいで、今日146円つけているので、そういった意味では需要はますます高まっているのかな」とコメント。

 さらに「ちょっと心配しているのは、東京、大阪の大都市はいいですけど、地方にもなんとか(このインバウンドを)波及したい」とし「この時に非常に遅れているのは地方のキャッシュレスなんですよ。韓国なんて100%近いぐらいキャッシュレスですよ。今の時代ウォンを円にチェンジするのかと。地方の観光地を観光庁、金融庁は一生懸命応援してあげて、できるだけキャッシュレスに対応してあげられるようにしたほうが、もっとインバウンドの成長が見込めるのかなと思います」と自身の見解を述べていた。

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