中村逸郎教授 ロシアに対するG7の今後の動き「圧力でプーチンを引きずる下ろすロシア国民をつくって…」

[ 2022年10月12日 08:33 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 ロシア政治を専門とする筑波大・中村逸郎名誉教授が12日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にVTR出演。先進7カ国(G7)首脳は日本時間11日夜、オンライン形式の緊急会合を開き、声明で、ロシアが報復と位置付けるウクライナ全土への一斉攻撃を「最も強い言葉」で非難したことに言及した。

 声明では「市民への無差別攻撃は戦争犯罪となる」と訴え、核兵器使用は「深刻な結果を招く」とけん制。南部ザポロジエ原発の安全確保を目指す国際原子力機関(IAEA)の取り組みを支持すると表明した。G7首脳はプーチン氏らの責任を追及すると強調し、岸田文雄首相は会合で「核兵器による威嚇も使用もあってはならず、ウクライナを新たな被爆地にしてはならない」と訴えた。

 中村氏は、今後のG7の動きについて「G7としては、ロシアに対してさらに経済制裁を強化していく、圧力をかけることによってプーチン政権を引きずり下ろすロシア国民をつくっていくと」と話した。

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2022年10月12日のニュース